このスティック型PCは、今年発売されたものですが筆者は衝撃を受けました。CPUは、Atom Z3735F クアッドコア 1.33GHzで、Wi-Fi、Bluetooth搭載です。これほどまでに戦略的な製品をみたことがありません。特に狭い住宅環境の日本では効果抜群ではないでしょうか。Windows 8.1 32bitなんですが、Android OSへの対抗馬的存在になるのでしょうか。(筆者はならないと思っています。キーボードやマウスがBluetoothだし、モニタも用意しないといけないとセッティングに手間がかかるからです。)
概要からいうと、スマホから通信機能やモニタ部分を取り除き拡張性をもたせたものということでしょうか。Android OSは、プラットフォームとしてはまだまだなところあってPCとしては使い勝手はいい方ではありませんから、コンパクトなPC機能を持つものとして、スティック型Windows PCは競合に与えるインパクトも計り知れないものがあります。まぁイメージとしてなんですが。
実際、手のひらサイズですし何かに依存するというものでもありませんので、トラブルが起きにくいです。また、バッグなどに入れられるので自宅に置いておいて盗難されるリスクを回避できます。いままでにない使い方ができるものになっていることは確かですね。これ用の小型モニタがあれば、売れるんじゃないでしょうか。