2015年12月25日金曜日

SIMフリーLTE対応格安スマホ FREETEL priori3 LTE VS covia FLEAZ POP

 今年後半に発売されたSIMフリーLTE対応の格安スマホ2機種です。ユーザーそれぞれの事情から考えていくと案外この2機種にたどり着くケースは多いのではないかと思います。
VS

 たいていiPhoneの予備として、またはAndroid端末に触れてみたいというユーザーは、ここから始めようと思うのではないかと思います。筆者が気になるのがタッチパネル操作感がどうなのかですね。ここが不安定ですと、ほとんど待ち受け専用とか閲覧するだけのものになりがちです。どちらもRAM 1GBのものになりますから基本動作に絞った使い方がメインになるとは思います。
 先に発売されたFLEAZ POP(4インチ)は格安SIMでは、セルスタンバイと言って異常にバッテリーが消費される問題がありそうなんですが、これはSMSオプションが付いていれば回避できるそうです。急速充電(専用充電器が必要)ができるFLEAZ POPのバッテリー容量は1,500mAhで1日(24h)も持たないものと考えていいと思いますので、セルスタンバイ問題が発生していたらかなり早くバッテリー不足に陥ると思います。通常、動画再生3時間ぐらいでバッテリーが切れる容量です。特にLTEは消費電力が3Gよりもかかりますので、バッテリーの減り早くなります。
 その点、priori3 LTE(4.5インチ)のバッテリー容量は2,100mAhとやや物足りないですが、待ち受け専用として使うなら1日以上は持つと思います。いづれにしても、マイクロUSBポートで充電をするので、ケーブルを毎日のようにつなげるのは筆者には無理だと思います。卓上ホルダでも充電は億劫に感じてしまいますからね。
 Wi-Fiについては、priori3 LTEが5GHz対応になっているのが驚きと言うか、安定性がどれぐらいあるかかでなかなかなものになりそうな気がします。FLEAZ POPはSoCがSnapdragonだと思いますので、動作そのものはには安定性があると思われます。サイズも異なりますし、あとはユーザー次第でどちらを選ぶかということになりそうです。
 筆者の場合は、いまのことろこの2機種にはたどり着いていない環境にあって、かなり古いキャリアのスマホ(4.3インチ)を自宅で使っています。もうしばらく頑張ってもらうつもりでいます。こういうのはタイミングの問題が大きいので何とも言えませんね。