2016年1月25日月曜日

利用し始めて半年になる格安SIM IIJmio(音声通話機能付SIM)についてのまとめ(中間報告)

 IIJmioについて、まとめます。筆者は、去年9月からIIJmio音声通話機能付SIMを利用しています。3GB、5GB、10GBと3つのコースがあります。音声通話機能付SIMでは、10円/30秒の通話料金でプレフィックスのみおふぉんダイヤル(専用アプリ利用)が利用できます。
 データ通信では、バンドルクーポン(高速データ通信)を使い切った後の低速時(最大200Kbps)では、通信規制があるので出来るだけバンドルクーポンでカバーするように使いこなす必要があります。追加チャージが100MBで、216円(税込)です。毎日のバンドルクーポンの利用を制限できるMio Mixというアプリがあります。みおぽんアプリでのクーポンのON/OFFは変更させるために適用ボタンをタップしないといけないと前時代な印象を受けます。データ通信については、専用アプリを含めて、OCNモバイルONEやmineoとの比較においてやや使いづらいです。

Amazonで販売されているIIJmio SIMパッケージは、こちらから。こちらのパッケージを利用することで初期費用の3,000円が1/3以下におさえられます。(2016年1月24日時点)Amazonの価格は変動します。また、販売元が異なる場合がありますので、気をつけておいてください。
 
 IIJmioでも、端末セットで富士通のarrows M02があって業界最安値と思われる29,800円なのが目をひきます。ほか、ASUS ZenFone2 Laser(新色やIIJ限定のパープル)やHUAWEI P8liteもあります。
 また、ファミリープランもありますが、はじめに最大枚数(3枚かな)を申し込まないと後日、SIM発行手数料が発生します。
 技術的なところでの信頼性が高いIIJmioですが、サイトをみてもわかりますが今ひとつわかりずらいというユーザーとの隔たりを感じてしまうところです。つまり、個人ユーザーに対しての営業力が弱いというところがあります。たぶん、社内部署がないのではないかと思います。そういうところもあって、初心者には敷居が高く感じられるところがありますが、技術的なところでの安心感から支持されている格安SIMです。
 ただし、データ通信の低速時では、通信規制があるので低速時でもデータ通信優先したいということですと、OCNモバイルONEやmineoのDプランといった通信規制がないものを選ぶことになります。月額900円3GBという出始めの頃は魅力的だったのですが、これもすでに横並び状態になっていますので、仕様としては筆者もそうなんですが「みおふぉんダイヤル」を利用したい以外には、さほど特長を感じられなくなっています。やはり、低速時(最大200Kbps)で通信規制があるとデータ通信をメインにした利用方法には向かないと言わざるおえません。バンドルクーポン内ですべて済ませることができ、かつ自宅Wi-Fiが利用できる環境でのサブ的な役割で利用という前提が必要かと思います。これは、大半のユーザーが3GBコースを選んでいるという現状からのまとめであって、5GBや10GBのファミリープランを利用するのであれば、さほど気にする問題でもないことを付け加えておきます。したがって、大半のユーザーが自宅Wi-Fiが利用できる環境で3GBコースを利用しているということだと思います。低速時の通信規制について、利用する上で関係なく電話回線での通話ができる「みおふぉんダイヤル」(10円/30秒の通話料金)の利用にメリットを感じるユーザーには、技術的なサポートも手厚いため安心して利用できる格安SIMだと言えます。