2016年1月6日水曜日

価格別にSIMフリースマホを選んでみました。

  2016年1月6日時点での価格別SIMフリースマホをあげておきます。
4万円
Xperia J1 Compact

SHARP gooのスマホ g04
AQUOS SH-M02
3万円
富士通 arrows M02
:au VoLTEとドコモの
マルチキャリア対応。
MIL準拠のタフネス
仕様。(耐衝撃)
おサイフケータイ付。
有機EL5インチ。
2万円
MOTOROLA Moto G 3rd Gen
:5インチHD液晶。(Gorilla® Glass 3)
Android 6.0アップデート予定

HTC Desire626
:5インチHD液晶

ZenFone2 Laser
:5インチHD液晶


 SIMフリースマホを価格別にあげると筆者ならこうなります。格安SIMで音声通話も利用するという想定でみてみました。日本メーカーのものは、おサイフケータイ機能付です。Xperia J1 CompactはAndroid 4.4ですので、Android 5.0にシステムアップデートする見込みがあるなら、この時点では値ごろ感がでてきているので魅力的だと思います。普段使いということであれば、タフネススマホのarrows M02がコストパフォーマンスから断トツではないかと思います。au VoLTEとドコモに対応したマルチキャリア対応モデルなので、格安SIMも好きな回線を選ぶことができますね。
 最近、NTTコムストアで予約受付を開始したMOTOROLAのMoto G 3rd Genは、防水(IPX7)対応で使いやすいのですが、国内の周波数帯800MHzに対応していないというところが敬遠される要因になります。しかし、Nexusシリーズ以外では初のAndroid 6.0搭載モデルになりそうです。(1月にOTAアップデート予定)ぶっちゃけた話、模造品的な中国製スマホよりもMoto G 3rd Genを選んだ方がいいと思います。FREETELのSAMURAIシリーズMIYABI(19,800円)をみても怪しいアプリがプリインストールされていてセキュリティ面では全然ダメでした。事前にFREETEL側でアプリのチェックをしていないようです。ベンチャー企業なんで、こんなもんだと思います。勝手に広告が表示されるという症状がでていますが、すべての権限を持っているアプリのようですので、個人情報を自動送信できるものだと思います。しかも、顔写真関連のアプリらしいので、GPS情報と顔写真も勝手に送信されているかもしれません。ファームアップでそのアプリが消えたからといっても不可視アプリになっているだけかもしれませんので注意が必要です。中国メーカーなら平気でこういうことが起きるところがチャイナリスクというかダメダメなところで、とてもじゃないけど普段使いのスマホとしては使えないと思います。パスワードの使用はおろか電話帳などの個人情報の入力さえ控えた方がいいと思います。
 一応、2万円台にDesire 626とZenFone2 Laserをあげておきましたが、HTCは自社サイトで626を前面ステレオスピーカー搭載という実際とは違う仕様をアナウンスしてしまったので、メーカーへの信頼が失墜しています。PCメーカーASUSのZenFone2 Laserはスマホ2世代目ですし、もう少し質感をあげてもらわないとニーズがない状況だと思います。筆者はZenFone2 Laserユーザーなんですが、本体保護のためにケースは必須ですね。ここは価格からみても、Moto G 3rd Genに置き換わるところとなります。ただし、Moto G 3rd Genは、周波数帯の800MHzに対応していないので、山間部ではつながらないこともあるかもしれないという弱点があります。これは事前にドコモサイトのエリアマップで確認する必要があります。Moto G 3rd Genは防水対応なので、おサイフケータイはありませんが、普段使いができる仕様なので2万円台では、最有力候補になると思います。あと、Android 6.0にアップデートすると言うのは一般ユーザーが考えているより大きな問題だと思います。しかし、Moto G 3rd Gen はMOTOROLAスマホのエントリーモデルなので、そう期待できないところもありますね。ここにあげたSIMフリースマホは、Xperia J1 Compact以外ミドルレンジクラスですので、キャリアのハイスペック機の様にはいかないことは承知しておく必要があります。しかし、RAM 2GBのスペックですので、基本動作はどれもサクサクではないかと思います。