2016年1月17日日曜日

SIMフリーXperia J1 Compactを再注目してみました

 SIMフリーXperia J1 Compactはメーカーを問わずSIMフリー端末のフラッグシップモデルの位置づけとして、格安SIMユーザー拡大のけん引役的働きができる機種でしたが、蓋を開けてみたらSo-netとの端末セット限定という販売に期待があっただけにSONYへの失望感が色濃くなったと思います。SONYというメーカーはブランド意識が強すぎて思い上がったところが鼻につくので好きになれないメーカーのひとつです。たぶん、SONYの広告が好きになれないということだと思います。

SONY XPERIA J1 Compact D5788 SIMフリー ホワイト

 いまなぜSIMフリースマホ Android 4.4搭載のXperia J1 Compactかというと、去年の12月にモバイルSuicaが対応したことがあげられます。それと中古市場で、Xperia J1 Compactが出回ってきましたが、メインで使おうと考えているユーザーなら未使用品以外は、バッテリーの劣化があるので手を出さない方がいいです。バッテリーは固定式ですので、バッテリー交換はメーカー依頼になります。たぶん、1万円近い費用がかかると思われますので、中古品は割高な買い物になるケースが多いと思います。


 So-netのSIMの場合、IP電話もプレフィックスでの電話もないですから、20円/30秒の通話料金になります。これですと、待ち受け専用として使うケースになると思われます。つまり、よく電話をかけるユーザーはSo-netのSIMは選ばないわけです。SIMフリースマホを格安SIMで、メインとして使いたいユーザーにとって、Xperia J1 CompactはSo-netのSIMの仕様により対象外になりやすいものになっているので、格安SIMユーザーとしては、So-netと切り離して単独でXperia J1 Compactを導入したいけど、それができないという悪条件にSONYに嫌気がさした格安SIMユーザーがけっこういたと思われます。
 しかし、SIMフリーの中で、メインとして使えるスマホとしてJ1 Compactのスペックは唯一ハイスペック寄りのものですので、もっとも無難な選択肢のひとつと考えられます。So-netの格安SIMを含めて総合的にユーザーの利便性について考え直していただきたいものですね。