2016年1月21日木曜日

キャリアのスマホとSIMフリー格安スマホとの大きな違いにディスプレイ表示の差がある

 国内メーカーもSIMフリースマホを発売しはじめて久しいが、筆者は自宅ではキャリアのスマホしか使っていない。その理由に、ディスプレイ表示の違いがある。
 海外製のSIMフリースマホが「格安スマホ」とはやし立てられて、コストパフォーマンスが高いと調子のいい台詞がメディアで乱舞しているが、記事を書いている本人はキャリアのスマホをプライベートで使っていることが大半だと思うと、ため息がでそうになる。なぜ、そうなるのか格安スマホ=ミドルレンジ以下とキャリアスマホとの違いをまずディスプレイにみることができる。いままでの格安スマホは、キャリアのスマホに比べれば生産コストをおさえているので、どこかしらにコストダウンの影響があって、目をつぶらないといけないと思い込みがちだが、見てわかる重要なパーツのディスプレイにミドルレンジクラスですらコストのかからないもので済まそうとするところがいかがなものかと思える。実際に格安スマホと言われているASUS ZenFone2 Laserユーザーである筆者は、これで動画などを観る気には残念ながらならない。実際に観てみると色合いからして不自然なものになっている。まったく、調整がされてない印象を受ける。それに、そもそもコントラストの弱い安価なディスプレイが採用されている場合が多いのではないだろうか。これと比べキャリアのスマホだと、国内メーカーのものなら色合いとかコントラストは充分なものが多い。動画に限らず、カメラ撮影の際にも、ディスプレイで確認するわけで、ディスプレイにコストダウンのしわ寄せが来ている格安スマホ、特にミドルクラスでは使う意味がないのではないだろうか。いまやSIMフリー=ミドルレンジクラスとなっているがディスプレイに限っては、ちょっと遠慮しますと言わせてしまう海外製SIMフリースマホがほとんどではないだろうか。ミドルレンジのディスプレイに期待するのがおかしいという発言も、それなりに聞えはするが、筆者はそれでもいくらかましなディスプレイ表示のミドルレンジを選ぶことにしている。
 ディスプレイについて、ここまで言えるのもシャープの端末を以前使ったことがあって、文字の認識がすこぶる良かったからだ。ディスプレイを目にする時間が長いほど、ディスプレイの品質にはこだわった方がいいし、ディスプレイ表示が良いことでユーザーにとってメリットになることが多くあるような気がする。つい最近まで、ブルーライトのカットが話題になっていたが、ディスプレイのバックライトLEDも目に優しい光のものが登場しないかと思っている。