2016年1月10日日曜日

ミドルレンジクラスと言われるスマホの魔力

 最近、よく使われている「ミドルレンジ」というコトバですが、これはスマホ選びをするうえで、大変危険な魔力があると思います。先月、国内で発売されたMOTOROLA のミドルレンジクラスにあたるMoto G (第3世代)をよくみると同じミドルレンジクラスの中でも他と差別化をして、売れるミドルレンジクラスになる工夫がされています。
商品リンク
 最新版Android M&防水対応!SIMフリースマホ Moto G (第3世代) (ホワイト/ブラック) + OCNモバイルONE音声通話対応SIMパッケージセット 【送料無料】  
Yahoo!ショッピング内NTTコムストアは、こちら

 つまり、スペックなどをみると同じにみえるスマホを「ミドルレンジ」と括ってしまうのは、スマホ選びをするうえで大変厄介なコトバだと思えました。例えば、1万円台のミドルレンジと3万円台のミドルレンジのスマホが同じなわけがありません。スマホにとって重要なのは通信機能なんですが、通信性能をスペックとして公表しているところをみたことがありません。これは専門知識がないとわからないということがありますが、公表されたスペックにはない部分がスマホ選びには大切だったりします。つまり、同じ性能であってもソニーのXperiaと無名メーカーのスマホが同じ価格で店頭に並んでいたら、誰でもXperiaを選ぶわけです。
 簡単に考えてみると、現状ではハイスペックでないスマホが「ミドルレンジ」であるとしてもいいような気がします。つまり、ハイスペックがあるからミドルレンジがわるわけで、その内容も変化し続けているわけです。