2017年4月15日土曜日

IIJmioお得なエコプラン VS nuro mobile 0SIM 月額料金をできるだけおさえたプランとは?

 月々の通信費をおさえるだけおさえたいというユーザー向けの格安SIMのIIJmioのエコプランとnuro mobileの0SIMの2つ比較してみていきます。

 あまり知られていないのかもしれないIIJmioのエコプランは、使わなかったデータ量分(0.5GBにつき100円割引)で料金を割引いてくれるプランです。エコプランミニマム(3GB)とエコプランスタンダード(7GB)があり、それぞれ音声機能付きSIM(+700円)として使えます。わかりやすくすると、3GBと7GBの上限を選択ができ、あまったデータ量を繰り越すのではなく月額料金の割引にあてるというものです。ただし、申し込みには端末の同時購入が必要であるとか、IIIJmioウェルカムパックからの申し込みができないなど、いくつかのハードルもあって、いまのことろ契約のプロモーションとしてエコプランがあるといったところだと思います。データ通信のみ900円(3GB)で、1GBしか消費しなかった場合、2GB÷0,5GB×100円割引=400円割引で、月額料金が500円になります。ただし、先にふれたように端末代金を24回分割払いにして、音声通話機能付(3GB)にした場合では、国内メーカー2機種(富士通arrows M02とシャープ AQUOS SH-M04-A)の場合、月額2,980円になり、ここから400円を割引いても2,580円という計算になります。

 500MB未満まで0円(音声プランは700円の加算)で運用できる0SIMは、500MB以上になると100MBごとに100円加算され2GB以上は、1,600円定額で5GBまで使えるという仕様になっています。0SIMのみを申し込むことができますが、ひとり1契約のみで月間7,777契約までとなっています。nuro mobileサイトには今月の残り枚数が表示されています。
 エコプランと0SIMは、いってしまえば割引型と従量型という性格の違いがありますが、根本的にデータ通信の利用の仕方がそれぞれまったく異なったユーザーを対象としているともいえます。格安SIMをサブ回線として確保したいというニーズもありますし、それぞれの仕様をよく理解してから検討していく必要があるかと思います。