2014年12月17日水曜日

au回線の格安SIM「UQ Mobile」12月18日9:00にオンラインショップがオープン

 au回線の新しい格安SIMが12月18日に登場する。KDDIが子会社「KDDIバリューイネイブラー」を設立しての肝いりの参入で、家電量販店でも取り扱う。料金はデータ通信量が月2GBで、月額980円と、ここ最近のトレンドにそったものになっている。
 ここのところdocomo回線の格安SIMは、参入する企業がありすぎて一般ユーザにとって、どこがベストなのか判断しにくい状況になっている。格安SIMと呼ばれるMVNO通信事業は、携帯通信キャリアから回線を借り受けて、ユーザにそれを提供しているのだが、借りる通信規模に対してユーザが多ければ、データ通信速度が落ちるわけで、表面上どこがいいのかが、わからないのがネットであり、ユーザに対して秘密主義的な態度の事業者には注意が必要になってくる。
 今回の「KDDIバリューイネイブラー」は、KDDIの子会社なので信頼度を、docomo回線を借りる知名度の低い格安SIM事業者と違い、高く持っても良さそうである。また、KDDI回線に対応したスマホを京セラとLGからの2機種用意したことで、docomoの格安SIMでもあった端末の供給不足状況を解消している。au端末(スマホ)では、使えないau関連アプリがたくさん入っているので、やっと格安SIMでも、まっとうなスマホが使えるようになったと言える。
 「UQ」というと「WiMAX」のUQコミュニケーションズ(KDDI傘下)を連想するが、同じなのはブランド名だけらしい。KDDIの格安SIMは、後発なだけに整ったサービス展開が期待できるが、今回の「UQ Mobile」では、高速データ通信量の追加(チャージ)ができないという不備な点を抱えてのスタートになったようだ。
 UQ Mobileのホームページは、こちら