価格的には、京セラ「KC-01」(29,760円)の圧勝だと思います。スペックも富士通「ARROWS M01」(36,720円)とほぼ同じですし、逆にARROWS M01は、なんであんなにも割高な設定にしたのかなっと思います。「KC-01」は、RAM 1.5GBで、対する「ARROWS M01」は、RAM 1GBです。
- 約4.5インチ qHD
- CPU 1.2GHz クアッドコア
- RAM 1.5GB/ROM 8GB
- カメラ約800万画素(サブ約200万画素)
- Wi-Fi:IEEE802.11 b/g/n 準拠
- バッテリー容量:2,000mAh
- 約W 64×H127×D11.1mm
- 防水・防塵
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「ARROWS M01」(36,720円)
- 4.5インチ HD(有機EL)
- 1.2GHz クアッドコア
- RAM 1GB/ROM 8GB
- 約800万画素(サブ約130万画素)
- IEEE802.11 a/b/g/n 準拠
- 2,500mAh
- 約W67×H138×D10.9mm
- 防水・防塵
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CPUは、どちらもM8926で同じ、RAMは、KC-01が1.5GBで使い勝手が良くなりますが、通信機能は「ARROWS M01」の方が良さそうです。一般的な使い方で差が出ることはない範囲かもしれないので、価格差からみても「KC-01」がコストパフォーマンスでは優位で、LTE回線ではKDDIのauの方が今のところ速いです。となると、デザインからみても、どちらもビジネスユース向けですし、12月5日にイオンスマホから登場した「ARROWS M01」は、5日天下だったと言えますね。本体サイズも同サイズ(約4.5インチ)のディスプレイで「KC-01」の方がコンパクトで、実際に使いやすいサイズに仕上げているところは一歩リードしていますね。ただし、イオンスマホのビッグローブ音声通話プランは通常価格より若干お安いです。どちらにするかは、好みで選んでいいレベルだとは思います。
12月18日UQ Mobileから発売となった京セラ「KC-01」なんですが、正直いって半月ほど遅かった気がします。師走の忙しい時期に入る前に発表するべきでしたよね。内容的にはサプライズまでのインパクトがないので、11月に発表しておけば販売台数もかなりいったのではと思います。やっと、KDDI(au)の格安SIM用の端末供給不足が解消されるかもっといった感じです。これで、docomo回線の格安SIMとほぼ互角になったと言えます。というのも、docomo端末は基本的に格安SIMに対応できない独自仕様ですので、SIMロック解除してもspモードとかあって難しいかな。LTE対応SIMフリー国内メーカーは、富士通(イオンスマホ)とシャープ(楽天モバイル)ですかね今は。