2015年5月4日月曜日

【国内正規品】ASUSTek ZenFone2( SIMフリー / Android5.0 / 5.5型ワイド / デュアルmicroSIM / LTE / )(ZE551ML)

ASUS ZenFone2

 ZenFone5の後継機というか、上位機種にあたるZenFone2をみていきます。5.5インチ液晶ディスプレイ搭載で、クアッドコア(Intel Atom)を採用しています。
 いままでのZenFone5は、一般ユーザも使える仕様でしたが、今回のZenFone2はユーザを選ぶであろう機種になっています。ディスプレイを5.5インチにした結果、狭額縁設計を採用し音量ボタンが背面のカメラレンズすぐ下に配置と、筆者から見たら負の連鎖にしかみえないデザインです。ざっくり言って、ただのデータ端末です。音声通話をこれでする人は、まずいないでしょう。するにしても変人扱い必至です。今回のZenFone2で、ASUSのマーケティング力がいかに低いかということが露呈したのではないでしょうか。
 これでゲームをするユーザにとって、ハイスペックのRAM 4GBというのは魅力だと思いますが、5万円の出費ならWi-Fiモデルにするとか、いくらでもコストのおさえようがある価格帯でもあり、中途半端なスマホに5万も出す気ないよっと思っている賢明派が大多数だと思いますけどね。まぁ新製品ということで、その点では売れると思いますけど、そんなには続かないでしょう。一般ユーザには必要ないものだと思います。
 そのうえで考えると、Intel Atomがどこまでアプリに対応してきたかというところが肝心です。ここら辺、筆者は期待することろではないので、Atom搭載機種はスルーすることにしています。この分野では、後発メーカーですから、あまり注文は出せません。 
 5.5インチ液晶ディスプレイとなると、以前まったく売れなかった「ファブレット」(5インチ以上7インチ未満の音声通話機能搭載モデル)のカテゴリーに足を踏み入れたということになりますので、今後のZenFoneシリーズが心配ですね。RAM 4GBが必要なゲームで使うならまだしも、一般的な使い方では、必要なのない機種になってしまっているので、その点は少し残念に思います。ターゲットを絞り込んでの生き残り戦略が功を奏するといいですね。