2015年5月4日月曜日

格安スマホ g03(グーマルサン)オクタコア(8コア)搭載、5インチ液晶ディスプレイ スマホ

 4月22日に発表になった「gooのスマホ」の上位機種が、「g03」(グーマルサン)です。この機種は、オクタコア(8コア)のCPUが採用されていますが、筆者にはどうも今ひとつメリットが見えてきません。オクタコアについて解説している記事があまりないと思います。いまのことろは「可能性」の範疇であって、OSが64bit仕様にもなっていないのに恩恵なんかないだろうと勘ぐっているわけです。それに発熱などの課題があると思います。とにかく、CPUだけがオクタコアになっても、大してメリットがないというのが筆者の考えです。OSが最適化されるまで様子見がいいかもしれませんね。
 さて、そんなオクタコア搭載の「g03」(グーマルサン)ですが、去年から人気のASUS ZenFone5(5インチ液晶ディスプレイ)がライバル機種になります。どちらも、RAM 2GB搭載で、g03は、オクタコア搭載で、バッテリー容量が、2,400mAhで、スペックでは、g03の圧勝です。ZenFone5の後継機ZenFone2が発売されますが、内容はゲーマー向けの製品になっているので一般ユーザには関係のない機種になっています。5.5インチ液晶搭載で、背面に音量ボタンを配置しており、狭額縁設計にこだわってしまった結果だと思いますけど、販売台数とか大丈夫でしょうか?状況としては、ZenFone5より売れるのは難しいものになってきているとは思います。要注目ですね。
 音楽などの嗜好性の高いモデルということですが、RAM 16GBとmicroSDHC最大32GBをあわせても、48GBしかなくユーザが使える容量は、40GBとちょっとぐらいだと予測できますので、容量不足です。その点では、ZenFone5に32GBモデルがありますので、microSDとあわせて容量をかせげます。
 オーディオ音質については、ZTEがどこまで、オーディオに近い音質がだせるのか、通信機器メーカーなので、音質にうるさい筆者は、ほとんど関心がありません。期待してからのガッカリ度が高いと凹みますので期待は禁物ですね。
 総合的にみて、オクタコアを使ってみたい方には、いいかもしれませんが、この価格帯ですと選択肢もでてきますので、無理してg03を購入する必要は今のことろありません。ユーザレビューで音質がいいとか、評価がともなってから検討した方がいいモデルだと言えます。筆者が気にするのは、発熱ですね。回路は熱に弱いので、発熱量が大きければ寿命が短くなるからです。