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ドスパラ Windows 10 Mobile端末 Diginnos Mobile DG-W10M(販売終了品) |
筆者は当時、約1万円と比較的安くなっていたWindows 10 Mobile端末に注目していました。PCショップのドスパラでは、先にオリジナルブランドのWindowsタブレットに人気があったこともあり、MC MADSMAよりかは若干安かったので、DG-W10Mにしましたが、SoCのSnapdragon 210は非力で、バッテリー持ちも1日持つかどうかだったので、バッテリー持ちが良いといわれていたMC MADOSMA Q501を導入しました。こちらのSoCは、Snapdragon 410です。
Windows 10 Mobileそのものは、スタート画面のライブタイプとか操作しやすく、動作もヌルサク感があって好評なのですが、機能面では先行するiOSやAndroidと比べアプリの少なさなどがあって、用途が限定的になると思います。個人的な好みとして、Windows 10 Mobileを使いたいという以外では、これを選択する理由というのがなかなか見つけにくいところかと思います。筆者は、Windows 10 Mobileのカメラ(800万画素)が好みのものだったので、マニュアル撮影でブログの画像を撮っていました。
Windows 10 Mobileに対応したSNSアプリは、LINEやTwitterなどのメジャーなものはありますが、それ以外ですと、格安SIMのものでさえ配信されていないので、使いづらいかと思います。
通信面では、2016年後半から、Android端末が、au VoLTEにも対応したマルチキャリア対応のものが多くなってきて、格安SIMユーザーである筆者にとっては、やはりau VoLTEの格安SIMでも使える端末の方がいいので、Windows 10 Mobileの関心がさらに低下してしまいました。
Windows 10 Mobile対応アプリについて個人的な使い方で踏み込んでみると、Amazon Kindleが英語版しかない。Amazonアプリに表示が変(バグかな)。格安SIMのIP電話アプリがないなどなど、ユーザーによっては、他にもあるよと言いたくなるほどアプリが少ないです。また、ネットではEdgeでほとんどを済ませないといけないのですが、Flash非対応です。
2017年8月時点で、DG-W10Mは、中古で5千円前後に、MC MADSMA Q501は1万円弱になっています。どちらも、5インチHD液晶ディスプレイ搭載です。動画サイトYouTubeは、Edgeで再生はできますが、機能は限定的で、対応アプリにも機能制限がある場合があります。肝心の通話機能は、試してないので言及できませんが、着信拒否機能はないので、ここもいまひとつな印象です。コストパフォーマンス面でも、機能がライバルのiOSとAndroidと比べると劣りますので、微妙なところではあります。どうしても、Windows 10 Mobileでないといけないとか、好みで使いたいというのでなければ、一般ユーザーがWindows 10 Mobileを選ぶメリットというのが見つけにくいです。筆者は、たまに引き出しから出してWindows 10 Mobile端末を使う程度です。
ちなみに、MCでは、後継機にあたるMADSMA Q601を販売しています。6インチフルHDディスプレイ搭載で、SoCはオクタコアのSnapdragon 617です。
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