2022年9月16日金曜日

通信キャリアdのエントリー端末を考えてみたら。

  格安SIMを運用するには端末が必要になります。新規契約や以前契約していた時に使っていたものを流用しているなど、個々の事情は様々です。Android端末の製品寿命はバッテリーの劣化やOSアップデートの停止などで、約2年ぐらいだとしている筆者は、常に新機種を探している状態です。去年はゲームばかりで、あまり探しませんでしたが。

 さて、今回は通信キャリアdの端末は、中古市場でも数千円割高で、シングルSIMしかないみたいなことになっていることから、d端末は中級以上の知識があれば敬遠している方も少なくはない様です。筆者は、キャリアの相互接続性試験を重視するタイプで、長時間デザリングで接続が切れるとかは許容しないので、接続性能をできれば優先させたいので、d端末を優先させることが多々あります。結果として、シングルSIM仕様のものになってしまって、通信障害を想定したデュアルSIM端末の運用ができないという、本来なら携帯キャリアが通信インフラの安定性を提案するということで、デュアルSIM仕様の端末の販売をするところですが、法人モデルでしかやっておらず、一般客の利便性は度外視で、収益さえあがれば出世ができるんだからそれで良いという社内倫理が優先されているようです。今まで起動できなくなるルーターを掴まされたとか散々な目にあっているので、これぐらいは言わせてもらいます。

 話を戻しますと、現行のエントリーモデルがシングルSIM仕様であったりと、ユーザーにはデメリットがあっても利益があがれば問題はないという私企業倫理のしわ寄せから、エントリークラスは初心者向けの端末だとかセールストークのデマを聞かされて、中級者以上でないと、使いこなすことが難しい性能不足のエントリークラス端末を1円にしたりしてばら撒くみたいな社会悪が横行しているので、arrows We、AQUOS wish、Galaxy A22みたいなシングルSIM仕様の端末は解説しても悪の手助けにしかならないということで、気乗りがしないわけです。ある程度の知識がないと確かに使いこなしが出来ないことが多いだけに難しいことに気づきました。

 製品サイクルが約2年のスマホにお金をかけたくないというのが、まっとうな倹約家の考え方ですし、それなら企業倫理優先のシングルSIM仕様端末を渋々使うしかないかなという側面が色濃い現状では、喜んでd端末を利用するということは、あり得ないわけです。