2015年3月24日火曜日

キャリア端末旧モデル メモリ管理の難しさ バッテリー容量不足は深刻レベル

 検証用にdocomo端末旧モデル富士通製 ARROWS X LTE F-05D  (RAM 1GB)を使う機会があったのですが、思っていた以上にメモリの消費が大きく、制御するのが難しいです。
 Android 4.0.3にアップデートしたものなので、アプリを[強制停止]にできますが電池パック交換で元に戻りますから手間がかかります。
 手を加えないでいると、空きメモリ(RAM)が100MBを切ってきますので、常にギリギリ感がありますね。パフォーマンスからみれば常にメモリ不足の状態です。キャッシュなんかもこまめに削除していく必要があります。なにかあったらこわいので。
 なぜこんなことになっているかというと、docomoと富士通のプリインストールアプリ(出荷時のもの)がこれでもかというぐらいに立ちあがってきます。サービス精神旺盛な安い芸人をみているようで、うんざり感がハンパないです。独自のサービスで付加価値を演出したいのはわかりますが、本来の機能を阻害してまですることかどうか考える余地があると思います。
 F-05Dは2012年時分の古いタイプのものなので、まだバッテリー容量が比較的小さい1,400mAhです。普通に使うと、半日で電池切れしてもおかしくない容量です。たしか、どこかのユーザアンケートで、REGZAだったかもしれませんが、1日に複数回充電しているという結果があったと思います。頻繁に充電を繰り返せば電池パックの初期性能は早く劣化していきますし、使用できる時間もどんどん短くなります。その点では、メインで使うにも、モバイルバッテリーが必要になってきそうです。