2015年3月2日月曜日

格安SIMで、docomo端末旧モデルを使うことを考えてみた

 格安SIMに、docomo端末旧モデルを使ってみようと思っていのですが、手持ちのdocomo F-11D(3G端末)のCPUは、シングルコア 1GHz(Qualcomm Snapdragon S2 MSM8255)で、SNS系アプリでも、待たされることが多く音声通話はできるにしてもデータ通信には、非力な印象を受けます。そうなると、docomo旧モデルスマホをいま格安SIMで使うにしても、デュアルコア以上のスペックが必要ではないかと思えてきました。
 それと今まではテザリング機能にこだわりすぎていたかもしれません。ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、docomo端末を格安SIMで使う場合、docomo端末の仕様でテザリング機能が使えなくなります。もともと、docomo専用端末ですから、致し方ないところです。テザリング機能を使うにしても、時間にすれば数時間ぐらい。バッテリーの容量を考えれば、小1時間ぐらいできればいいくらいのものですから、Wi-Fiスポットを積極的に使えばカバーできることでもあります。まず、スマホにするか、Wi-Fiモバイルルーターにするかを利用方法から選択する必要がありそうです。
 では、実際にdocomo端末旧モデルをみていきましょう。選考基準として、デュアルコア以上であること、OSは、4.0にアップデートできることなどが基準になります。4.0以前の2.3は、4.0よりデータ容量が小さいのですが、未対応のアプリも増えてきているので。必要なアプリが、2.3に対応しているかどうか確認することが大切なことになっています。現時点でアプリについては、4.0以降であることが重要だといえます。それと、防水・防塵仕様であることは必須であると考えます。

dcomo端末旧モデルについて

 予算は、1万円前後までにしてあります。2015年5月にキャリアのSIMロック解除の義務化がありますから、docomo端末旧モデルは国産SIMフリースマホが自由に購入できるまでのつなぎ役という位置づけです。

・ LUMIX Phone P-02D(3G端末,2011年)CPU:Texas Instruments OMAP4430 デュアルコア 1GHz

 高画質カメラ(1,320万画素)搭載ですが、ROM 2GBの激辛仕様です。一応、OSのアップデートで、4.0にはできるようです。LUMIX系のコンパクトデジタルカメラの画質は、シャープな感じよりも柔らかい質感が持ち味です。レンズ性能には期待していませんが、ほかのスマホよりはいいのかなっと。カメラ性能が気になってのチョイスです。

・ Disney Mobile on docomo F-08D(3G端末)CPU:Texas Instruments OMAP4430 デュアルコア 1.2GHz

 CPUがデュアルコアということで選んでみました。LTEには対応していませんが、格安SIMではテザリング機能もできないので、少し安い3G端末で凌ごうという考えです。

・ ARROWS X LTE F-05D(LTE端末,2011年)CPU:Texas Instruments OMAP4430 デュアルコア 1.2GHz

 この機種はLTE対応なので、かなり前から気になっていました。しかし、バッテリー容量が1,400mAhでした。LTE接続は電力消費もかかるし実用レベルでは、充電ばかりしなくてはいけない容量だと思います。

・ AQUOS PHONE sv SH-10D(LTE端末)CPU:MSM8960 1.5GHz デュアルコア

 Bluetoothテザリング機能があるとか。現時点での最有力候補です。個人的にau端末風なデザインを気にっています。バッテリー容量は、1,900mAhです。4.5インチ液晶でLTE対応となれば、心もとない容量です。

 いくつかdocomo端末旧モデルをあげてみました。筆者の利用内容から、OCNモバイルONEで、音声通話をメインにした使い方を想定しています。いづれも防水機能を装備していることが重要になると思います。テザリング機能は、2.3から4.0への移行期のものならアプリで対応できる機種もあるようですが、APNは通信機能にかかわる基幹部分でもありますので、アプリを使うとことでいろいろでてくることがあると思います。筆者は、APNアプリをインストールして、スマホが起動できなくなった経験があります。
 docomo端末旧モデルということで、中古市場から購入することになると思いますが、キャリアのネットワーク利用制限についてとか中古のスマホを使う上での予備知識が必要だと思えます。また、相場も変動しますし、数年前のモデルなので状態のいいものは少ないと考えています。現状で冷静に考えるとdocmo端末旧モデルを購入することは、ほぼないと考えます。最終的には、テザリング機能が使えないというのがネックになっています。