2017年3月14日火曜日

格安CPUクーラーをAmazonで取り扱いしはじめたようです

 数年ぶりに自作PCを組む予定を立て、PCパーツをポツポツと揃えている筆者ですが、用意したAMD CPU(APU)がTDP100Wなので、CPUクーラー選びに戸惑っています。自作PCから遠ざかっていた間に、CPUクーラーの主流がサイドフローになっていて、正直これで冷えるのかという疑問が頭から離れません。いままで使っていたトップフローのものでは、万が一ファンが止まっても、ヒートシンクがCPUに直付けされているので、多少時間が稼げるような気にさせてくれる安心感がありましたが、サイドフローになるとほとんどヒートパイプだけがCPUに接している状態なので、ヒートパイプの熱伝導率が少し下がっただけでも、まずいのではという思いになってしまうからです。とは言っても、予算の都合もありますので、比較的安価なサイドフロー型CPUクーラーを選ぶことにしました。
XIGMATEK 9cmサイドフロー型CPUクーラー
TRY SD962 EN6589

 こちら導入することにしたサイドフロー型CPUクーラーです。Amazon販売者は価格がセール特価も含め変動しますので、数ヶ月前から製品と価格のチェックをしていました。以前紹介したAM4対応のものは、RYZEN7もAM4マザーボードも品薄状態で、導入するにも何ヶ月先になるかわからず、RYZEN関連製品が充実してからの方が得策だと判断して、比較的安価なAMD FM2+対応のものにすることにしました。
 さて、ここでやっと本題ですが、某PCパーツショップだけが販売していた格安CPUクーラーがAmazonでも数日前から取り扱いを確認し、その後入荷待ち状態になっていたので、みていこうと思います。


DEEPCOOL ディープクール CPUクーラー 空冷
95W ICE EDGE MINI FS v2.0

 DEEPCOOLというメーカーのCPUクーラーです。トップフロー型のものですと千円前後からあります。筆者もお試しをしてみたかったのですが、筆者が用意したCPUの仕様がTDP100Wなので、比較的安価なCPUクーラーということもあって見送りました。また、今回の自作PCは軽めのオンラインゲームができる仕様を目指しているので、高負荷で数時間稼動させることになりますので、そうなってくると評判の良いCPUクーラーから選ばざるおえないという面があります。
 このメーカーのCPUクーラーは価格から人気があるようで、1週間以上の入荷待ちになっているモデルが多くなっていますが、付属のリテールCPUクーラーより若干良いか同等レベルの冷却性能ではないかと思われます。ファンは消耗品だと思いますので、うるさくなったり故障する前に交換を考えているユーザーにとってみれば価格面で気軽に選べる選択肢として、また他社のCPUクーラー価格への良い刺激剤になるのではないかと思えます。ただし、品質面で問題になるような粗悪な製品ですとユーザー離れが起きますので、そこはメーカーに気をつけていただきたいところですね。