2017年3月26日日曜日

格安スマホとiPhoneを考えてみる

 2015年以前の筆者は格安SIMを運用するにも品質面からみて格安スマホを使うよりか、キャリアのスマホをSIMロック解除してでも使いたい派でしたが、格安スマホでも限定的な使い方ならそこそこ使えるものがでてきたので、データ通信用ですがWiko Mobile Tommyを使うようになっています。
 しかし、品質面や好みを考えるとそろそろiPhone SEに乗り換えようかなと思うことが多くなりました。格安SIM運用に限ったことではなく、データ通信用の端末があると通話用端末のバッテリー持ちを優先させるために、それ以外では使わなくなりますが、品質を考えると国内メーカー製の端末かiPhoneを選ぶことが大半かと思います。それに筆者の好みを加味すると、iPhoneが有力候補になります。しかし、スペックからみると通話とSNS、ブラウジングをするだけならiPhoneは、オーバースペックだし、価格もそれなりなので手がでないという現実があって、妥協できる範囲で格安スマホを使っています。
 スマホやiPhoneで、ゲームなどのコンテンツを楽しみたいユーザーにとって、ある程度スペックがあるミドルレンジ以上の格安スマホは、コストパフォーマンスに優れた端末として注目されています。ゲームなどのコンテンツ用途で、ミドルレンジの格安スマホと格安SIMの組み合わせを検討しているユーザーが多いと思いますが、iPhoneもゲームなどのコンテンツを視野に入れた性能であって、全方位対応型の端末だと言えますので、ここに重点をおいているユーザーにとっては、コストをおさえる為に、目的以外の機能はグレートダウンさせた格安スマホを選ぶという考え方は、ゲームをしないユーザーと同じ考え方で、格安スマホを選んでいることになります。
 スマホ市場では、ハイエンドの高額端末は売れない状況となっていますが、身に着けているのと同じ感覚でスマホを使うユーザーが多いですので、機能や品質面での不満があまり許されない製品でもあるかと思います。筆者も、格安スマホのボディーの仕上がりには抵抗があって、手帳型ケースのに中に入れて使うなど工夫して使っていますが、その点では気づかいの必要ないiPhoneは使い勝手の良い端末だと言えます。
 筆者は、いままでAndroid OSの端末を使っていましたが、端末については不満も多く、特にデザインと品質面で納得できるものというと高額にはなりますがiPhoneぐらいかしないのではないかと思っています。これは個々の好みで変わってくるところですが、やはりiPhoneが先駆をなしたものであり、iPhoneならではで成功したファクターが多分にあるかと思います。ここ数年で猛追したAndroid OSも端末の安さや豊富なアプリでシェアを拡大してきましたが、マニアレベルの話になるのかもしれませんが、物足りなさというのが常について回るかと思います。なぜ、そう思うかといえば、いままでは最低必要な性能や機能を求めていたものが、ある程度は納得して使える品質を求めた場合に、格安スマホでは役不足になってしまうということかと考えていいます。