先月の2月25日発売されたSIMフリースマホ Wiko Mobile Tommy(P4903JP)を導入し、基本動作については、エントリークラスながら、SoCの動作クロックが1.3GHzのMSM8909+ということで、Snapdragon 410 1.2GHzとの比較では、OSやアプリの起動には時間がややかかるものの、起動後の操作感は、RAM 2GBということもあってストレスなく操作できるといった印象で、ほぼ同じようなものでした。
さて、Wiko Tommyのカメラ性能についてですが、筆者はこの価格帯の格安スマホを何台か使っていまして、カメラ性能については期待するところではないと思っていますし、実際にカメラを使う機会がないのですが、簡単な試し撮りを行いました。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgeMoknvNdXJPsZGdKEE9_ukkQvj762grJLvtjUNBzW_zGTl2dHQA6aSSQWiUhB_mJeev2A-0Rwrak6bKkFDPTeau_NuOrmtCy3kNGbJj-evj1kVo9-LLpOOVeJ-TTRBY9OcDuVd7RQ97Xm/s320/IMG_20170305_122148.jpg) |
薄曇りのお昼ごろ 絞り2.0 ISO 101 標準オート |
デジタルズームを使わず標準で何枚かテスト撮影をしたところ、この価格帯のスマホとしては、癖もなく自然な画質だと思います。色の再現性も割りと正確ではないかと思います。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjlG3fPjaoe4w58p2smmtJScg97jcU5DpVN1zZAgQBWWKC-M60E0fWyXgU6tW3U_SFYZoBCpv9MiPYS4TR-81x1XMsJZFoDbbFOs-2pLZRIU33lKA70eJ-2aiYuFdv1hxa7ZIBC1wfEbjIq/s320/IMG_20170305_122230.jpg) |
薄曇りのお昼ごろ 絞り2.0 ISO100 オート |
こちらはビルの壁面を斜めから撮影したもので、800万画素のスマホのカメラとしては、質感もそんなには潰れていないので、優秀というか普通に使えるレベルではないかと思います。再現性も比較的あるものだと思います。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEga3CZwUgZ8CDs42WjlRAc2QVANqu_Y3yN9f9ZNNvr4i7X19sHNIL3B5Lm-CebNOCjVaE2EBl4sOwadgwB6lQzIrL8vfMVMCoqG2TneisuDsLQtH5Xa7suysvRRSCB4M7oGxb_csRGRPtxy/s320/IMG_20170305_225356.jpg) |
夜景 絞り2.0 ISO1255 フラッシュ無しオート |
夜の撮影をしたところ、近くにオレンジ色の照明があって、それに影響を受けたのか全体的にオレンジっぽい色調になっています。ヘッドライトをみると、これで正常ではないかと思います。ノイズがおさえられているので、暗いシーンでも強いのかなと思いました。
いままで使っていた格安スマホとは異なり、比較的素直な画像を撮影できるという印象です。800万画素のスマホカメラとしては、本体の価格からしても普通に使えるレベルになっています。色合いの再現性にクセがないので、安心して使える簡易カメラだと言えるのかもしれません。自然な画像が撮影できるものは、なかなかないので貴重な存在だと言えます。