2024年8月29日木曜日

2024/08に発売されたarrows We2 Plus VS arrows We2

  レノボ傘下となって再出発?したFCNTが2024年8月に、約2年ぶりとなる新スマホを発売しました。今回は、arrows We2 とarrows We2 Plusとを比較していきます。取り扱いは、ドコモ、au、UQmobile他多数?です。SIMフリー版は家電量販店での取り扱いになります。

 arrows We2 Plus amazon FCNT公式 by amazon

  エントリークラスのarrows We2とミッドレンジのarrows We2 Plusとのスペック比較で、用途別スマホ選びとして参考になればと思います。ちなみに、筆者はarrows M02を使っていたことがあります。

・ディスプレイ

 arrows We2 は、6.1インチ(HD+)、arrows We2 Plus は、6.6インチ(pOLED有機EL フルHD+)です。6.1インチですと普段使いには、手ごろなサイズなので良いですよね。Plus は、6.6インチなので、サイズは大きくなりますが、ディスプレイ表示やタッチパネルが大きめなので、動画再生に向いていたり、操作ミスが減ることが見込まれます。画質は、arrows We2は、HD+なので、ザラつきのある粗い感じにはなりますが、ちょい使いであれば慣れてしまうので問題ないかと思います。

・SoC性能

 それぞれのSoCは、Dimensity7025とSnapdragon 7s Gen 2 で、エントリークラスとミッドレンジですので、性能差はありますが、どちらもゲームなどのGPU性能は、おさえた仕様という点では似た傾向にあるようです。一般的な使い方であれば、問題はない仕上げとなってるかと思います。メーカーがMediaTekとQualcommと別になっていますので、気になる方は調べてみてください。Dimensity7025は、GPU性能がちょっとよくわからなかったです。いろいろ試してみたいということであれば、スペックの上では、Snapdragon 7s Gen2になるかと思います。

・arrows We2 Plusの"自律神経パワー値"測定機能

 arrows We2 Plusの特長として "自律神経パワー値"を測定する機能を搭載しています。背面のカメラレンズ下にあるセンサーに指をあてることで測定。詳しくはないですが、三日坊主の筆者には、ピントきません。健康管理に有益であれば、老若男女を問わず人気になる機能かと思います。個人的にも、気になってはいます。意識が高い系機能ですね。人気になれば、"自律神経パワー値"測定機能めあてのユーザーもでてきます。

・総合評価

 簡単にまとめますと arrows We2 とarrows We2 Plus は、タフネススマホで耐衝撃機能もありますし、ハンドソープでの洗浄とアルコール除菌シートによるふき取りにも対応していますので、衛生面での配慮があります。

 性能面では、arrows We2 のDimensity 7025が近い将来に、限界性能になるのかが気になります。カメラ性能については、ミッドレンジクラスぐらいまでですと、期待は禁物レベルなので、こだわりがあるとなると事前に詳しく調べることが必要になります。

 セキュリティ面では、国産メーカー?なので、某海外メーカー製端末に抱く不安は企業コンプライアンスからも、少しは解消されるかと思います。

 ざっくりと、みてきましたがバッテリー容量については、4500mAhと5000mAhですので、使い方にもよりますが、ほぼ同じような印象ですかね。比較すれば、4500mAhは、5000mAhより、ちょっと足りないのかなぐらいだと思います。

 余談になりますが、背面のデザインは、スマホから撤退してしまった京セラっぽくなってますよね。生活必需品として、生活シーンで控えめなデザインにまとめたというのは、サイレントメジャー層には、うけがいいかと思われます。ギラギラした違和感がなく好感がもてるものとなっていると思います。

 筆者は、au回線用の端末を検討していたので、UQmobile版のarrows We2 を検討しています。メインで使うならarrows We2 Plusだとは思いますが。