2017年1月26日木曜日

3Dゲームの定番グラボ GeForceではなく、Radeon HD7770になった理由とは?

  軽いオンラインゲームができる自作PCを組もうとPCパーツを選んでいました。インテルの第6世代SkyLakeになるPentiumu G4500にしようとしていたのですが、CPUパワーが足りないのかもしれないと、途中でAMDのAPUに変更し、予算の都合から、AMD Dual Graphicsを利用してエントリークラスのグラフィックスボード(グラボ)で、なんとかしようとしていました。2011年の製品でAMD A8-3850(Socket FM1)を用意できたので、その頃の記事からRadeon HD6670にするつもりでいましたが、5年以上前の製品になるので、なかなか状態のいいものもなくて、HD6670をみていた中古ショップに置いてあったHD7770にすることにしました。スペックは、まったく知りませんでしたが、6pinの補助電源があったので、ミドルクラス以上であることはわかりましたし、デザインが気に入ったというのもありますが、あまりグラボには詳しくもないので、これ以上時間をかけても退屈するだけだし、目の前のミドルクラスと思われるものにすることでグラボ選びから解放されるので、これにしました。
XFX FX-7770A-ZNFC HD7770搭載
 そもそも、AMD Dual Graphicsという機能では、APU内のiGPU(内蔵GPU)とグラボをあわせてドライブする機能で、CrossFireXのグラボ2枚挿しと同じドライブ方法ですが、性能的にはミドルクラスの性能に近づけることができると言った感じで、ミドルクラスのグラボでは効果がないと言われています。なので、はじめからミドルクラスのグラボを挿した方がいいという意見がありますね。筆者もそうかなと思います。
 3Dゲームと言えば、NVIDIA GeForceを選ぶユーザーが多いと思いますが、筆者もはじめインテルCPUで自作PCを組み上げるつもりだった時点では、当然の成り行きとしてGeForceになるだろうと、NVIDIAのグラボをチェックしていました。いまは、GTX1050Tiも発売されているので、あまり考える必要はないように思えますが、ゲームのことよりもAMD Dual Graphicsを試してみたいという好奇心が働いてしまい、Radeonのグラボになったということになります。
 導入できたHD7770は、2012年ごろの製品で、調べたところ確かにミドルクラスのグラボでした。GeForceでは、GTX560Tiを考えていたのですが、3D性能はHD7770よりはいいのですが、消費電力が2倍近い差があって、GTX560Tiを導入すれば電源も400W以上は必要になります。いまは、それよりかは消費電力が低い2014年のGTX750Tiを価格から検討していますが、時間に余裕があればGTX1050Tiの価格が下がるのを待った方が良さそうです。
 今回は、インテルのPentium G4500での自作PCに増設しようとしていたグラボを後にして、その予算をAMD Dual Graphicsを試すために回しましたが、用意できたA8-3850というAPUは、4Coreですが、2.9GHzなので、個人的には3GHz以上あった方が良かったのかなっと少し後悔しています。