2017年1月1日日曜日

[お正月企画]秋葉原と自作PCとの関係

 自作PCをしていた頃は、秋葉原に通えるところに居を構えていたので、まだ良かったが、いまはそうそう行けるところにはいないので、自作PCもしなくなった。やはり、ネット通販では役不足といったところだろうと思う。PCパーツを取り扱うショップも近所にはあるが、秋葉原の模倣をしていて筆者には、つまらない金儲けの為にショップをやっているだけにしか見えない。PCパーツの情報源も秋葉原とリンクして、はじめて価値がでると言ってもいいところがある。なんせ、数万円もするPCパーツをフラッとやってきたおっさんがコンビで買い物をするかの如く、さっと買っていき、その後、店員がこちらに、おたくも頑張ってみればと声をかけてくる世界のなのである。ある意味、最強とも言える。なじみの中古ショップで界隈の会長さんらしい店主は、売り込みの電話を受けて、第一声が「ガラクタばかりだな、それは」という根っからの商売人だ。こうした中で買い手として利を得れるようになるには少なくとも数年はかかるだろう。そんなところが秋葉原なのである。その昔、ラジオを自作する為に全国から人が集まったそもそもが闇市が、現代でも活況を呈しているのだから格が違うというか、一般の知るところではないのかもしれない。PCという画期的な商品でさえ、いとも簡単に飲み込んでしまった秋葉原のポテンシャルは本物だと言えるだろう。大手PCパーツショップの買い物客のほとんどは、我々にとって、素人さんなのである。
 そんなことより、2014年に発売のAMD A8 7600から追って数日がたつのだが、あまり有益な情報が得られなかった。2012年ごろのA10 5600Kあたりの比較もメディアではしてないようで、シェア20%のAMDよりかは、80%のインテルが優先風潮が色濃い。広告費をメディアに多く投下しているのだがから当然の結果なのだが、ユーザー無視の上から目線での記事に飽きているので、情報収集も無味乾燥な作業になりがちで辟易してしまった。AMDのロードマップを見ても、個々の用途での性能を知りたいわけだから、CPU情報だけで判断できるものではないので最近ではスルーしていまっている。最近のAMDは、APUというCPUとGPUをあわせ3D性能を以前のものに比べて強化しているのが、インテルの棲み分けを意識してのことなのだろうか。GPUとのセット販売のような気がしてしまい、ビデオカードを使うならインテルCPUでということになりかねない失策のような気がしてならない。このAPU戦略はメディアによると、秋葉原での買い手の反応はきっといいものだろう的な内容に終始していて、正確なAPUへのユーザー反応がわからないままである。筆者にしても価格性能比を無視して、i7かi5で組みたい気持ちがある。それは、WindowsOSとの親和性を考えた場合、筆者にはインテンルに分があるのではないかと理由もなく思えて、自作PCをやめる間際には、インテルCPUへの乗換えを計画してほどである。AMDのCPUを使っていて、率直なところ2Dにしても、ビデオ性能になんとなく弱さを感じるところがあってのインテルを使ってみようなのである。ここはスペックには現れない体感的なところではあるが、たぶんCPUのアーキテクチャーの問題ではないかとも思っている。ほとんど、だからなんなのというレベルの話なのだが、筆者自身で使うPCの話なので聞き流して欲しいところだ。
 ということで、秋葉原でこれはと思ったおっさんにA8 7600について聞いてしまえば、一発で解決しそうなことをメディアの記事を読み漁って自笑し暇を潰す年末年始となってしまった。