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AMD A8-3850の外箱にあるラベルから |
自作PCでのPCパーツ選びでは、どこにウェイトをおくのかをよく考えておかないと、あれもこれもとなると予算が膨れ上がっていきます。AMDの現行Socket FM2+にしたかったことは事実なんですが、軽めのオンラインゲームとなれば、CPUはそこそこ使えるものにおさえて、グラフィックボードにコストをかけた方がいいので、A8-3850にしました。インテルでいえば、Core i5にして、ミドルクラスのグラフィックスカードをドライブするといった感じだと思います。ちなみに、AMDでは、ノートPC用のAPUからのAM1という低電圧の省エネなプラットフォームがあるのですが、調べてみるとグラフィックスボードの性能があるところで頭打ちになってしまうということらしいです。AM1の最上位APU Athlon5370のスペックは、クアッドコアの2.2GHzなので、やはりグラボ(グラフィックスボード)で、3D性能を引き出すのには、どこかにボトルネックがあるのかもしれませんね。これは、情報より実際に検証してから結論をだしてもいいところだと筆者は思っていますが、そう期待はできないところなのかもしれません。
AMDのAPUでは、Daul GraphicsというグラボとiGPUをあわせてドライブする機能があって、筆者もそれをRadeon HD6670で試そうとしていたのが、ベンチマークのスコアではミドルクラスのグラボに近づいた性能にとどまるということもあって、その場の勢いでRadeon HD7770を導入することにしました。A8-3850やHD6670は、2011年頃の製品ですし、ミドルクラスのグラボを挿して単体でドライブした方がいいという意見が散見できます。もともとは、エントリークラスのグラボとiGPUをあわせて性能をあげるというコンセプトになっているようで、ミドルクラスのものだとあまり性能もあがらないようです。想定外のHD7770は中古でしたが、ここまでのコストの合計が、13,560円(送料は別)になってしまいました。かなり痛い出費でしたが、どれだけ予算がないのかといったところでもあります。筆者は、どちらかというと消費電力が小さいAMD AM1プラットフォームに関心がありますね。