2017年1月19日木曜日

中古グラボ選びの結末は

 軽いオンラインゲーム用の自作PCを組もうと思いグラボ選びをしようとエントリークラスからみていましたが、予算がないので中古で済ませることにしました。もともと、使っていないATX電源(定格360W)で組むつもりだったので、消費電力の大きいグラフィックスボード(以下グラボ)は使えません。今回、用意できたCPUは、AMD SocketFM1のA8-3850(クアッドコア 2.9GHz、L2 1M)という2011年頃のものです。AMDなので、CPUではなくAPUですね。
 グラボは、GeForce から選ぶつもりでしたが、途中インテルCPUからAMD APUへ変更ししたので、AMDのDual Graphicsを試したくなり、ATi Radeon(HD 6000シリーズ以降)を物色することになりました。まだAMD Dual Graphicsについて詳しくはないので、GeForce GT710とかを使うつもりでいました。使えるのかどうか確認していません。そういう記事も少ないので。
 調べたところ、AMD Dual Graphicsは、エントリークラスのグラボを増設して、APU内の内蔵GPUとあわせて動作させてパフォーマンスをあげるというものらしいです。当時の記事では、ミドルレンジクラスのグラボに近い性能に迫ることができるというものでした。いろいろ調べていくと、CPU性能によって、GPU性能も頭打ちになることがあることがありますし、Dual Graphicsでは内蔵GPUを利用するので、ミドルクラスのグラボに近づくことはできても、ハイエンドのものとは一線があるのかと考えています。詳しくはないので、この辺にしておきますが、ミドルクラスのグラボを増設した方が話が早いという意見が多いですね。
 さて、そんなことをあわせて、まず選んだのがRadeon HD6670です。当時の記事では、その後については、わからいので対応機種としてあげてあったものの中から最上位モデルを狙ってみました。最上位といっても、エントリークラスなのかな、これでどこまで期待していいのかがさっぱりわかりませんが、ミドルクラスには届かない様子。しかも、2011年の製品なので、状態の良い中古品を探し出すのは、かなり難しい状況にあることがわかりました。用意したマザーボードは新品に近い状態なので、あまりダメージがあるグラボは却下したいところです。また、この頃のグラボは、消費電力が大きいので、予定している360WのATX電源では電力不足が懸念され、補助電源のあるミドルクラスのグラボも選べないということになります。
 予算から考えると、グラボは一般的にいって発熱が大きくファンで冷却しないといけないものなので、使用期間も関係してきますが、個人的には疲労の大きそうな5年以上前の中古のグラボに、筆者は5千円も出せないと思っていました。いろいろ条件を決めて探そうと思っていたのですが、もともと詳しくもないので、これ以上時間をかけても意味がないと思いHD6670あったお店に、HD7770もあったので、予算オーバーなお値段でしたが、これにしました。XFXという個人的には初ものメーカー製ですので、かなり腰がひけてますが少し安かったので。型番は、「XFX FX-777A-ZNFC」で、OC版のBlack Editionではありません。Amazoで検索してみると、製品画像の出力ポートが微妙に違うのですが、大丈夫なのかな。