2017年1月8日日曜日

自作PC視点からのAMDデュアルグラフィックスについて

 今回の自作PCは、オンラインゲームを意識してのもので、インテルCPUとの比較からコスト面からAMDのAPUになるだろうという予感をはじめ抱いていた。結局、インテルLGA1151のマザーボードが安かったので、CPUもインテルPentium G4500を選んだ。
 さて、AMDのAPUには、AMDデュアルグラフィックスというAPU内蔵GPUと外部のグラフィックボードを統合して動作させる機能がある。もともと、AMD APUの内蔵GPU性能は、インテルCPUのものより高いと評価させれているものの、ローエンドのグラフィックボードにはおよばないようなのが実情のようだ。そうでないと、グラフィックボードの売り上げに影響するからという理由も多少含まれているような気がするのだが、どんなものなのかを考えてみたい。
 AMD APUが発売されたのは2011年で、当時のソケットFM1はすでに終息している。AMDデュアルグラフィックスは、技術的に画期的に思えるし、グラフィックボードの2枚挿しはなんていうのかは忘れたがそれ以前からあったような気がする。それを手軽なコストで実現できるというところは、魅力に見える。
 しかし、しかし性能面をみてみるとミドルクラスのグラフィックボードを導入した方がいいのではと思えるし、2011年では話題になったAMDデュアルグラフィックスも最近では、どうなのかなと思えてしまう。APU内蔵GPUとしては性能があると言えるのだが、ライトな使い方に対応できることはできても、それ以上は無理であって、グラフィックボードを導入しても+αと言ったところになのではないだろうかとも思える。たぶん、AMDデュアルグラフィックスに対応するRADEON製品を選ばないといけないし、使用に対応対応条件とかもあるのかもしれない。
 グラフィック性能があれば用途が広がるというメリットはあるものの、利用機会がないのであれば特に必要というわけでもないので、ユーザーとして考えどころなのだが、予算に都合がつけばミドルクラス以上のグラフィックボードで事が済むだけにコストからみると、かなり利用内容を選ぶ活用になるのではないかとは思う。