2017年1月3日火曜日

失敗続きのPCケース選び

 自作PCをしていたころは、けっこうPCケースで萎えることが多かったです。いまでもそうですが、見た目がダサいのは 元々が箱型ケースなので仕方がないところですが、やたらと見栄えをよくしようと無駄なデザインを取り入れて裏目にでているPCケースがほとんどです。なので、気にもせず格安のものを導入すると、PCパーツを取り付けるのに指や腕に傷ができたりします。布でバリのある端を2,3回こすっただけで、布がやぶける始末。筆者はPCケースで大変苦労しました。中には使用に耐えないので返品したものもあります。中の構造や設置位置など滅茶苦茶なものが安いものですと、ほとんどだと思います。しかし、これはいまから数年前の話なので、現在は、相当改善されたのではないかと思っているのですが、どうでしょうか。そんなこともあって、自作PCを再び始めるにあたって、PCケースを使う気になれず、手持ちのものを流用しようと思っています。

 こちらKEIANの300W電源付のPCケースです。画像をみると、ミドルタワーかなと思いますが、高さが308m/mのミニタワーのようです。気をつけたいのは、Low Profile(ロープロファイル)タイプなので、背が低いボードしか増設できません。グラフィックボード(ビデオボード)など、Low Profileタイプはローエンドしかありませんので、拡張性に乏しいケースだと言えます。Amazonでは、本体背面部の画像がないので、かなり不親切です。PCケースの背面は、かなり重要なところですので、必ずチェックしておきましょう。市場価格は知らないのですが、この価格だと静音タイプの電源ではないと思います。メーカー側でも、特に静音タイプとは言っていないです。付属する電源に過度の期待は禁物です。
 こちらもミニタワータイプです。メッシュ部分が多いので目をひきます。Mini-ITX用PCケースです。これぐらいの大きさになると、かなり取り付け作業がきつくなってくると思います。CPUファンや背の高いメモリーなどケーブルと干渉することもありそうですね。もう少し高さが低いとキューブ型といわれるものになるかと思います。

 こちらサイズの300W電源搭載マイクロATXスリムPCケースです。電源配置が前面下部にあるタイプです。独自のタイプをとるPCケースは排熱に工夫が必要になりますが、内部は至ってシンプルです。底部に両面テープでゴム足を貼るタイプのようですかね。

 円筒型Mini-ITX用ケースです。円柱型の小型PCは、どこだか忘れましたがPCパーツショップで販売されているかと思います。従来からのPCのイメージとは一変した印象を受けます。

 見るからにゲーム用といった感じのPCケースです。Amazonでの画像は、これだけで、被りもののヒーローが夢を壊さない為に子どもの前では絶対正体を明かさないといったことでのことなのでしょうか。安いので興味はありますが、そこまで冒険していいものか考えますね。前面上のパネル素材の質感がなけます。
 数年前の経験になりますが、5千円以下のPCケースは、素材が全然です。背面パネルも極薄で、まったく強度がありません。いまは、振動を発生させるPCパーツと言えば、光学ドライブやファンぐらいで、HDDはSSDで済ませる場合もありますので、さほどPCケースの剛性とかを求めることもないのかなっと思います。しかし、振動に共振してしまうようではPCパーツへのダメージがあると考えられますので、こうしたもので済ませるのはなんらかなのデメリットが必ずあります。CPUやマザーボードなどスペックだけに気を取られてPCの寿命を縮めるようなもので済ませてしまうのは、勿体ないことです。趣味の世界だから自己責任でとは誰でもが思うところですが、趣味の世界だからこそPCケース選びも大切に行いたいところです。
 筆者は、以前にアクリル板でPCケースを製作しようと準備までしてましたが、PCパーツにはいいことがないと思い断念しました。アクリル用の帯電防止スプレーまで揃えていたので、かなり残念でした。業務用サーバー向けとまでは言いませんが、そこそこマシなものでPCを運用したいところです。