2017年1月4日水曜日

インテルのCPUにするべきか、それともAMDか?

 大晦日にオンラインゲーム用の自作PCを組み上げようと思い立ち、お正月にいろいろ調べたのですが、結果からいうと自作PCをやり遂げるだけのモチベーションにはつながらずに、予算的にインテルかAMDか、それともやめるかの選択をしなくてはいけないようです。ちなみに、こんなにも時間がかかっているのは、旧製品を含めた中古市場にも手をだしているため情報量が相当膨らんでいるためです。しかし、筆者のスタイルは価格性能比を重視した選択になりますので、それほど多岐にわたるものではありません。
 AMDというと一般にはあまり知られていないと思いますが、自作PCをしているユーザーには価格性能比の優れたCPUを提供している有難いメーカーです。そのAMDのCPUは、3D性能をある程度あげたGPUをのせたAPUと言われるCPUを提供しています。ざっくり言えばグラフィックボードを増設しなくても手軽に軽いゲームであれば、快適にプレイできるということで人気があるようです。2014年発売のAMD CPU A8-7600がコストパフォーマンスに優れているのでいいという記事から出発している今回の自作PCですが、A8の上位クラスA10との比較において当時としては良いということを含めても市場価格が8千円前後なので、価格的には入りやすいCPUだと言えます。
 一方、インテルのCPUは、確かに性能は良いのですがその分お高く、自作PCの組み立てスキルがいくら高くても、なにかのミスでCPUを壊してしまうこともありますので、あまり一般的ではないと言えます。筆者もそれなりの組み立てスキルがありますが、リスクがないとは言い切れないので価格的な制限を設けています。それに高性能なPCが必要なら市販されいるものを求めればいいだけの話ではあるわけです。ということで、エントリークラスのインテルCPUには、Celeron G3920(2.9GHz、2Core、Skylake世代)があります。以前のCeleronというのは廉価版というか非力なCPUというイメージが強いのですが、スペックからみるとどうでもないのではないかと思えます。上位モデルであるPentium G4400(3.3GHz、2Core、Skylake世代)もしかりです。ただし、3D性能においては、AMDがGPU性能において価格性能比で優れているということのようです。
 手間を省いて軽いオンラインゲームを楽しむのならAMDといったところでしょうか。いままで、AMDの低電圧CPUで省エネPCを自作してきた筆者にとって、AMDは敷居の低い選択になりますが、インテルCPUに乗り換えようかというところで、自作PCが終わっていることもあって個人的には、最新のSkylake世代にした方が正解なような気がします。オンラインゲームはしなくなっても、PCは使っていくと思いますので、それをあわせたPC構成を考えていかないといけないところです。