2014年7月6日日曜日

docomo スマホ端末がMVNO通信SIMカードでテザリングできない理由

 docomo スマホ端末がMVNO通信SIMカード通称「格安SIM」でテザリングできないのは、docomo独自の通信仕様による。docomo スマホ端末では、テザリング機能を使う時に自動でSPモードに切り替わる。APNが自動でSPモードのものに切り替わるので、docomo 以外のSIMカードだと無効のAPNになってデータ通信ができなくなる。
 つまり、わかりやすくいうとdocomoのスマホ端末は、docomo 独自の仕様であって、他社の通信SIMでは機能をフルに使えない。もともとが、docomo専用端末なのだからそういうことがあって当然なのだ。使わなくなったdocomo スマホ端末をMVNO通信SIMカードで再利用させるみたいなことを謳っていることがユーザからみたら、それって機能が限定されるし、データ通信専用SIMだと、アンテナピクト&セルスタンバイ機能に不具合(欠陥)がある組み合わせじゃなかということになる。
 つまり、docomo 端末はMVNO通信カードにあわない仕様の通信端末なのである。これが通信サービス提供を受けるユーザ側の正しい見解になるかな。このことからdocomoと直に契約したスマホ通信端末やWi-Fiモバイルルーターを持っていない場合、安心してdocomo回線を借受ける格安SIM(MVNO通信SIMカード)を使う選択肢として、正規販売のWi-Fiモバイルルーターもしくはネットワーク利用制限と無縁のWi-Fiモバイルルーターを使うというのがもっとも安心できると言えるのではないかと考えている。