2014年7月6日日曜日

グローバル版XPERIAを検討する


 MVNO通信SIMカードを利用してスマホを使いたい、docomo端末とMVNO通信SIMカードの組み合わせでは出来ないテザリングも使いたいということになると、海外のSIMフリー版スマホも視野に入ってくる。
 海外のSIMフリーで留意する点のひとつに、技適マークがないこと。国内の電波にちゃんと対応しているかどうか、データ通信速度が実測でどのくらいなのかなど、いろいろありそうだ。
 数年前から海外版のXPERIAをみていたが並行輸入になるので、どこの国から発送するのかをチェックしなくてはならないし、届くまでの不安材料や時間がかかるなどハードルが高い商品なので見送っていた。ここ最近は在庫を国内に置いた販売店が多くなってきている。
 XPERIAといっても注目しているのは、3G端末でdocomoのFOMAプラスの電波に対応しているのかどうか個人でこれについて情報をあげいるのを見たことがない。そうなるとWi-Fi端末として、どこまで使えるのかを考えなくてはならない。速度がでなければ使えないからだ。
 スペック面だと、いままではエントリークラス並のCPU800MHzRAM:512MBであまり魅力がなかった。手持ちのF-11Dで、1GHzのCPUでRAM:1GBである。Sony Xperia E1では、デュアルコアのCPUが1.2GHzなのだが、RAM:512MB。シングルコアだと空きメモリが少なくなると、すぐにカクつく動作になってしまう。E1 はデュアルコアだけにカクつきにくいだろうが、512MBは利用に制限がある。国内通信キャリアのように専用プリインストールアプリは入っていないだろう。MVNO通信SIMカードからスマホを始める人にとっては、これは必要なくメモリを無駄にすることがないのでいい面だ。
 液晶サイズは、4インチ。本体サイズは、118×62.4×12mmと持ち運びに便利。バッテリ容量は、1700mAh。液晶サイズが小さい分バッテリ消費もおさえられるので、この容量なのだろう。特筆するところで、ウォークマンアプリ起動ボタン搭載やWi-Fi Directを備えている様だ。あとで詳細については調べることにする。ざっとみてもスマホ+ウォークマン的内容で、動画やゲームをするヘビーユーザ向きのものではない。そもそも、液晶が4インチジャストである。操作性を重視して大きめにした3.xインチベースモデルと考えていいだろう。ちなみにF-11Dのは、3.7インチでワンセグがギリギリで観れるサイズだと思えるし、操作性は4.3インチのISW11Mと比べると歴然としている。