2015年11月16日月曜日

格安スマホ選びに時間をかけるのは無駄です。

 ここでは、mineoから11月19日に発売されるSIMフリースマホ arrows M02を取り上げながら、普段使いのスマホ選びを考えていきたいと思います。

SIMフリースマホ 富士通 arrows M02

 mineoから発売されるSIMフリースマホarrows M02(富士通)は、5インチ有機ELディスプレイを採用し、SoCは前機種と同じSnapdragon410 クアッドコア 1.2GHzですが、RAM 2GB、ROM 16GBとなっています。バッテリー容量は、2,330mAhになります。RAM 2GBなので、ストレスなく利用することができるスペックです。また、キャリアのスマホでは当たり前になっている防水・防じん仕様に加えて、MIL規格準拠のタフネス(耐衝撃)仕様になっているので普段使いのスマホとしての基準を大きくクリアしたものになっています。どこでも使えるということですね。また、おサイフケータイ(FeliCa)を搭載しています。NifMOでの販売価格は、33,334円ということなので、ハイコストパフォーマンスだと思います。その他では、IIJmio、BIGLOBEで取り扱いがあります。価格は3万円ちょっとといったところでしょうか。
 いままでの格安スマホで普段使いができるものといえば、Xperia J1 Compactをまずあげることができるかと思います。


 Xperia J1 Compatもスペックからみると、4.3インチ液晶搭載でRAM 2GBのものになっていますので、ストレスなく使うことができます。データ端末としては、RAM 2GBは必要だというのがユーザのコンセンサスになっているのではないかと思います。Xperia J1 Compactもおサイフケータイ(FeliCa)機能を搭載した防水・防じん対応の機種で、かなり強力な省エネ設定ができるということです。もともと、バッテリー容量が2300mAhですので、充電をしないで一泊ぐらいの旅行に持っていくには、ちょっと心もとないところがありますね。実際は、そんなに使わないようにすれば大丈夫だと思いますが。
 デザインを含めて考えると、法人向けのスマホはデザインからユーザに避けられる傾向にあると思いますので、キャリアで個人向けに販売しているスマホのデザインを流用したものが無難な選択だと思います。デザイン面からみると間違いなく一般ユーザは海外製の格安スマホを選ぶよりも、日本メーカーのSIMフリースマホを選ぶことだと思われますね。そこは信頼性にも依存しているところだと思います。
 日本メーカーのSIMフリースマホ2世代目では、gooのスマホ g04(グーゼロヨン)としてシャープ製のSH-M02があります。gooが独占して販売するのか、他の格安SIMでも取り扱いをし始めるのかは知りませんが、価格的にはXperia J1 Compactより数千円安いというところです。
 OSについては、すでにAndroid 6.0がリリースされていますので、いまからAndroid 4.4以前のOSを搭載した機種は、基本的にお勧めできるものではないかなっと思います。
 これから日本メーカーのSIMフリースマホ2世代目が発表されていくと思います。まだ発表していない京セラのものが気になりますね。普段使いのスマホを考えているライトユーザーであれば、防水・防じん対応の日本メーカー製SIMフリースマホを軸にスマホ選びをすればいいのではないかと思えます。