2015年11月16日月曜日

「リテラシーが高い」ということについて

 よくみる「リテラシー」という言葉は、どうやら和製英語のようです。具体的に何を意味するかについては曖昧なところがありますが、「ネットリテラシー」というのがOCNのインターネット用語辞典にあるのであげておきます。OCN インターネット用語辞典の「ネットリテラシー」については、こちら

 格安SIMや格安スマホについての情報がネットには大量にありますが、参考になるのはスペックであったりと限定的なものだったりします。2,3年前までは、スマホのルート化などの情報が多かったのですが、SIMフリーのスマホが登場した去年ぐらいから相対数として技術的な内容のものが減ってきましたね。
 この「リテラシー」というコトバを使うなら、筆者はスマホのルート化やセルスタンバイ問題についてのリテラシーの高いと思われるユーザ(先人)たちの情報を収集・吟味することで、間違いの少ない選択をすることができる環境を築くことができたと言えます。
docomo L-04C(2台目)
このdocomo L-04Cは、比較的簡単に格安SIMでテザリングができるようできる機種です。筆者は、ある程度の知識がありましたので、プログラムの書き換えもすんなり出来ました。自己責任の上で、端末が起動できなくなってもいいという了解があって、ルート化などをしたのですが、このようなことをしなくても済むような状況になってきています。少し趣味的なところもありましたが、リテラシーの高いユーザさんたちの情報発信のおかげで、かなり踏み込んだ内容まで知ることができたと思います。
 先のOCNインターネット用語辞典での「ネットリテラシー」の意味では、ネットで得られた情報についての総合的な判断力をも含んでの「ネットリテラシー」ということになっています。スマホのルート化の情報も、実際には正しい情報なのかどうかがわかりませんし、自分で情報を読み込んでいない為に発生する作業手順の間違いなどを考えないといけません。こうしたことを考えみると、はじめから格安SIMでテザリングができるスマホを使った方がリスクが全然少ないことがわかります。そういう判断ができるのが「リテラシーが高い」ということだと思います。ただし、やってみたいということであれば話は別かもしれませんね。