2015年11月24日火曜日

厚労省 遠隔診療を実質解禁 スマホ・タブレットで診察ができる日が来るかもしれない

 厚労省が遠隔診療について後ろ向きだった姿勢が変わったということだと思うのですが、読んだ記事がビジネス系のメディアで何が言いたいか、さっぱりわからずというか記者自身よく理解してないようすで前途多難な分野だなと思いました。
 医療という現実とすり合わせることが最も重要な分野なので、必然的にどういうことができて、またできないのかということが統計的にもでてきます。また、どういう場合に有効なのか、そうでないのかというのは実績の集積と分析によるしかありませんので、どうやってデータ分析や組織的なものにして役立つものにしていくかを、かなり綿密に設計しないといけないものだと思います。
 記事を読むと、なにができるかというより、なにを目指すのかといったデータのないところで理想的な理念の話をしているので、違うよなと思いました。実際の診療を知らないと、とんだことになると思います。