2015年11月12日木曜日

どの格安SIMを薦めるのかという問題。

 2015年11月現在、格安SIMのデータ通信の仕様は、月額900円(税抜)で3GB/月からはじめれるようになっています。ここは各社横並び状態と言えるでしょう。メディアやネットでは、どこの格安SIMがいいのかを根拠なく広告に近い内容で提示しているものが、ほとんどかと思います。
 筆者の場合は、実際に使ったことのある格安SIMと格安SIMの仕組みから規模の大きいだろう(多くのユーザが利用しても混雑しないキャパシティーのある)ものを意識して取り上げています。また、個人ユーザーとして問題を感じていたり、関心のないところはスルーしています。
 2014年4月に、OCNモバイルONEのデータ通信のみの格安SIMを導入しました。これはその前年に、格安SIMが3G回線に対応したことを受けて利用に踏み切ったという経緯があります。データ通信のサービス内容も2014年にデータ容量が増大していき、今年の9月に月額900円(税抜)で3GB/月までになり、しばらく落ち着きをみせている状況です。今後、料金体系やサービス仕様が多様化するのかどうか注目するところです。
 簡単に現状を仕分けてみますと、音声通話機能をつけた普段使いのスマホ派とデータ通信のみのデータ端末派。低料金を考えての低速データ通信派とライトユーザ派、定額無制限のような高速データ通信を無尽に使う無制限派などに分けてみますと、用途にあった格安SIMのサービスがユーザ獲得の為に登場してもおかしくない現状だと言えますが、まだ総ユーザ数が少なく、こうした細分化されたサービスになるには月日がもう少し必要ではないかとも考えています。