2021年12月27日月曜日

某競馬ゲームを短期集中で、いろいろなAndroidスマホでプレイしてみた結果をまとめてみる

2021年2月にリリースされた人気の競馬のゲームとは、育成したりするものです。

概略について

  手持ちのAndroidスマホで不自由なくプレイできるかを検証してみました。短期集中して行ったので、それなりのものがあったと思っています。主にスマホのスペックとプレイ状況についてになります。

公式サイトの推奨端末一覧より

 公式サイトにある「推奨端末一覧」から選ぶのが良いと思いますので、まずは該当機種からあげていきます。

>HTC U11 601HT SB版

 U11のスペックは、SoC:クァルコム社のSnapdragon 835(SDM835)、RAM 4GB、ROM 64GBです。画面5.5インチです。ゲームをしていると発熱が大きいようで、夏に冷房なしの部屋では、小一時間ぐらいで本体が再起動してしまうほどの排熱性能。ゲームプレイはできるものの向いてはいないといった印象があります。バッテリー容量は、3000mAhなので、毎日1時間以上のプレイを半年以上して、これ以上続けるとバッテリー劣化で性能が使いものにならなくなると思ったので、ゲームでの使用をやめました。気をつけたいのは、U11にはイヤホンジャックがないので、別途B/Tイヤホンを用意するなどが必要になります。Type-Cのイヤホンでもいいかと思います。確か付属品にイヤホンがあったかな。
 U11にかわって導入したAndroidスマホは、次のものになります。

>au Xperia XZ2 SOV37

 au版のXperia XZ2のSoCは、SDM835の後継にあたるSnapdragon 845です。RAM 4GB、ROM 64GBです。この機種もイヤホンジャックがないタイプ。無線充電ができます。ゲームそのものは、SDM835よりも場面切り換え時の読みこみが若干速くなりますが、体感的には数秒の差があるかないか程度でした。この機種も発熱が大きく、無線充電中に、動画再生をしていたら発熱で本体電源が落ちましたので、取り扱いには、それなりの注意が必要になりそうです。

公式サイトの推奨端末一覧にある2機種でプレイしましたが、解像度については差がよくわかりませんでしたが、極端なフレーム(コマ)落ちや音ズレはなかったと思えます。どちらもゲーム用の設計ではなくて発熱が大きくなると排熱に問題がでているようでした。

公式サイトにある推奨端末一覧以外のものでプレイしました

>AQUOS R SHV39 au

 画面は、現行の縦長タイプではない5.3インチでゲームには小さいかなと思いましたが、発熱もそんなには気にならないしメインで使っています。SoCは、Snapdragon 835で、先のHTC U11よりも少し速いです。SDM845のXperia XZ2とでは、読込みで数秒ぐらい遅い印象です。2017年の夏モデルと古い機種なので、バッテリーもかなりへたっていて自宅Wi-Fiでの使用です。意外にも熱が本体にこもることがあまりない様子。ゲームも特に気になる点がなかったと思います。この機種にはイヤホンジャックがあります。

 このゲームにはスペック不足と思われる機種にインストールしてみました。ゲームの推奨環境は、Android OS 6.0以上になりますので、Android 6.0のミドルレンジから試しましたが、基本的には公式の推奨端末では、ありませんので、まともに動作するかはわからないと思っていただきたいです。

>Snapdragon S616搭載のAndroid 6.0端末

 インストールはできますが、起動に時間がかかる、レースシーンでは激しいフレーム落ちと音飛びまで発生するというSoCの処理能力がまったくついていかない状態でした。 快適とはほど遠いどころかプレイは無理だと言えますね。S616は数世代前のもので、現行のエントリーモデルよりもやや劣る性能かと思えます。

>MediaTek P35(MT6765)搭載のAndroid 10端末

 MT6765のAndroidスマホで、某競馬ゲームができますという個人売買の情報があったので、Helio P35の端末にインストールして試してみました。P35は、一般的にはゲームには向かないエントリークラスの性能というのが関連記事の内容になります。筆者も、無理だろうと思いながら検証してみました。

 ゲームをインストールしてからの起動には、時間はかかります。処理能力をそれほど必要としない育成シーンでも、もっさり動作で、普通にプレイできるとは言い難いものでした。レースシーンを試すまでもなく、推奨端末でもないので検証をやめることにしました。