2024年9月9日月曜日

エントリークラススマホ2024年8月まとめ編(8機種)

  レノボ傘下になったFCNTが、arrows We2、arrows We2 Plusを発売したのを契機にエントリークラスを中心に8月情報として、まとめてみました。

 エントリークラスということもあって、用途は限定的なものとなります。普段使いを基準として、待ち受けメイン、もしくは待ち受け+動画再生を想定したまとめになります。ゲームは除外しました。

 国内ですと、エントリークラスの格安スマホでも、FeliCaは標準で搭載しているくらいになっていて、防滴程度の機能もありますので、そこにはふれません。良い項目は、◯で、マイナスポイントは、✕表記とします。個人的事情から格安SIMのドコモ回線とau回線を優先させた評価基準となります。

↓ドコモ回線用 5G通信バンドn79対応

・arrows We2 

【◯】SoCがDimensity7025(SDM695以上)、迷惑電話対策機能

【✕】HD+ディスプレイリフレッシュレート60Hz固定。

・AQUOS wish4 

【◯】6.6インチHD+大型ディスプレイ、バッテリー容量5000mAh

【✕】Dimensity700(AnTuTu V10スコア40万未満の36万ぐらい)

 どちらの機種もハンドソープでの洗浄やアルコール除菌シートの拭き取りができます。落下などの耐衝撃機能も備えたタフネススマホです。この点では、普段使いに不安はありませんね。

↓au回線とSB回線用機種

・moto g53y 5G(Y!mobile版)

【◯】Snapdragon480+(AnTuTu V10スコア 約41万)、Dolby Atmos対応ステレオ(デュアル)スピーカー

【✕】HD+ディスプレイ

・Redmi 12 5G

 【◯】Snapdragon4 Gen2(AnTuTu V10 スコア 約43万バラツキアリ)

【✕】モノラルスピーカー

・OPPO A79 5G

【◯】ステレオスピーカー

【✕】Dimensity6020(Dimesity700のリネーム品 AnTuTu V10 スコア 40万未満か約36万バラツキアリ)

・moto g64y 5G(Y!mobile版)

【◯】Dimenstiy7025、Dolby Atmos対応ステレオスピーカー

【✕】RAM 4GB(SIMフリー版はRAM 8GB)

・moto g24

【◯】Dolby Atmos対応ステレオスピーカー、物理デュアルSIM(nanoSIM×2スロット)、RAM 8GB、バッテリー容量5000mAh

【✕】Helio G85(5G通信非対応、AnTuTu V10スコア 27万)、FeliCa非対応

・OPPO A79 5G(A303OP、CH2557)

【◯】ステレオスピーカー、CH2557のSIMフリー版は、物理デュアルSIM?スロット×2

【✕】Dimensity6020(Dimenstiy700相当)

 キャリア版になりますと、RAM 4GB仕様になりますので注意が必要です。待ち受けなどの音声通話や基本動作には問題ありませんが、アプリによっては待たされる時間が長くなる場合もあります。動画再生にも問題ないと思います。同時に複数のアプリを使用するなどで、極端に遅くなりますので、よくアプリを使うなどでは、SoC処理性能が高く、RAM 8GB以上のものが必要になります。

 arrows We2とmoto g64 5G(SIMフリー版RAM 8GB)に採用されたMediaTek社のDimenstiy7025は、AnTuTu V10スコアは確認できましたが、実力を試したいということであれば、SIMフリー版のmoto g64 5G(RAM 8GB)になりますね。基本動作では、大きな体感速度の差はないと思われます。アプリ切り替え時には、カクつくとは思います。