iPhoneが国内シェア70%以上あるという記事から、Android OSを含めて、その操作性について考えてみました。
どちらのOSもアプリに依存した機能性から、ホーム画面を経由した効率がよいとは言えない操作性になっています。これは、民生品ですので、ホーム画面を経由させることで、ビジネスチャンスを広げていきたいという思惑の結果でもあります。中華スマホにありがちな、ディスプレイ全面に広告が勝手に貼られるなどの余地をホーム画面があることで、ユーザーに容認させているところがあります。
iOSにしてもAndroid OSにしても、機能重視であれば、ホーム画面を経由せず、目的の機能やアプリにダイレクトで飛べるようなアクションボタンの設定が必須なわけです。電話機としても、最少2タップぐらいで登録電話番号に電話をかけることが理想的です。motorolaのmotoジャスチャーによるライト点灯などは、その機能性が高いと言えます。
なぜ、ユーザーに不利益になるホーム画面経由でのアプリ起動などのOSが支持されてなくてはならなくてはならないのか?ということについては、ユーザー側の「スマホは無料で何でもできる」という錯誤によるもので、その多くが消費されることに利用されていて、生産性がほとんどありません。先にあげた全面広告が典型的な例で、時間を浪費させるための工夫が集積したのが、いまのスマホだと言えます。
こうのような状況になってくると、必然的にホーム画面不要説が賢明なユーザーの間では囁かれるというところまできました。