2024年9月2日月曜日

サブ機としての中華スマホ エントリークラス編

  ここ数日エントリークラススマホの新製品についてみてきましたが、今回はサブとしての中華スマホエントリークラスを独善的な判断のもとでまとめていきたいと思います。最新情報を更新できてないところもありますので、ご了承ください。

 サブ機の役割は、メインをサポートするものから動画再生専用とすることで、他の端末の劣化を回避するなどの目的を持つもので、ユーザーにより様々だと思います。まずは動画再生用としてのサブ機をみていきます。

・Libero 5G Ⅲ(Y!mobile版、2022/12発売):対応バンドがSB回線のみ?なので注意が必要です。Wi-Fi運用想定です。ディスプレイは約6.8インチ有機ELで、フルHD+なので、暗めのTFT液晶よりは見やすい利点があります。ただし、SoCは、Dimenstiy700で、メモリ周りは、RAM 4GB、ROM 64GBという数世代前の仕様になりますので、ゲームに64GBというのは、かなり無理があります。RAMも、6GB以上はほしいので、動画再生ぐらいですか。2年前の発売なので、中古品ですとバッテリー劣化が懸念されますね。容量も4120mAhで、5000mAhではありません。スピーカーは、モノラルですが、Libero 5Gでは聞きとりやすいものだったので、たぶん問題ないと思います。イヤホンジャクなし。


・OPPO A79 5G(Y!mobile版 2024/2発売):SoCのDimenstiy 6020は、Dimenstiy 700のリネームらしいのでスペックは同じです。本機は、ステレオスピーカー搭載。バッテリー容量も5000mAhです。ディスプレイは、約6.7インチ液晶。ROM 128GBなので、軽いゲームならインストールしても無理はなさそうです。複数タイトルは無理ですが。2024年2月発売なので、アップデートも安心機種といえるでしょうか。イヤホンジャクあり。


・Redmi 12 5G(UQmobile版、2023/10発売):SoCがSnapdragon 4 Gen2 なので、GPU性能が前モデルのSoCより劣っているのが難点。ディスプレイは、約6.8インチTFT液晶のフルHD+で、バッテリー容量も5000mAh。スペック的には、サブ機といっても、待ち受け向きなので、中華スマホに個人情報を入れるのに抵抗があるなら他の機種になるのかも。au回線で使える利点があります。SB回線版もあります。


・moto g53j 5G(Y!mobile版、2023/6発売):ディスプレイは、6.5インチHD+なので、動画再生には向かない?仕様ですが、ステレオスピーカー内臓。実際に使っています。レノボ傘下ですが、米企業ですので、個人情報を入れてもまだ大丈夫な印象。すでに後継機種moto g64 5Gが発売されているので、コスト的には狙い目かもしれません。SoCは、Snapdragon 480+のSnapdragon 480のクロックアップ版らしいです。GPU性能では、Snapdragon 4 Gen2 より優れているのもポイントですが、RAM 4Gなのはエントリークラスのお約束ですかね。イヤホンジャクあり。ステレオスピーカーの鳴りは自然です。バッテリー容量は、5000mAh。

 サブ機としての中華スマホをみてきましたが、GPS性能は実機で試してみないことには、目的の用途に使えるかわかりません。全体的にあまりよくないとするレビューが散見されます。

 国産?メーカーのFCNT arrows We2が2024年8月に発売されたので、待受のサブ機は、そちらに持っていかれたとみています。個人情報を入れても安心できる点は、一般ユーザーには大きいと思います。

 シャープのAQUOS wish4が独り勝ち展開になりつつあるとみていますが。スペックは、RAM 4GB、ROM 64GBで、SoCがSnapdragon 700と現時点では、「限界スペック」です。ハンドソープでの洗浄とアルコール除菌シートでの拭き取りができる耐衝撃仕様のタフネススマホなだけに、一般受けはしています。

 こうした状況からサブ機のエントリークラスのスマホとしての中華スマホという位置付けが色濃くなっているとみています。