2024年9月7日土曜日

AQUOS wish4と同じDimenstiy 700の端末を使い倒してみることにしました。

  2024年7月に発売されたAQUOS wish4は、それまでの画面サイズが5.7インチだったwishシリーズから画面を6.6インチへと大型化?しました。画面が大きくなって見やすくなっただけではなく、バッテリー容量も前機種の3730mAhから5000mAhと約1.34倍になりバッテリー持ちが期待できます。スマホの消費電力が大きめのディスプレイ液晶をこまめに消しておく習慣を身につける必要もありそうです。

 AQUOS wish4が6.6インチの大型化に舵をとった理由として、海外向けのグローバル版というコンセプトがあった様です。国内向けの格安スマホでもディスプレイは、6.5インチ以上が主流になっていまして、表示が大きく見やすくタッチパネルの操作もしやすいとなれば、携帯性に優れたコンパクトなスマホよりも、6.5インチ大画面のスマホをストレスフリーで使うというスタイルが形成されつつあるようです。それには、ここ数年でエントリークラスのスマホの処理能力が以前よりも実用域まであるミドルレンジ寄りの比較的高性能なSoCを搭載しているという面が影響しているかといえます。小さい画面では、できることが限られていますし、低スペックでも不満になりにくい仕様でしたが、いまは6.6インチで表示スペースが大きくなっても、そこそこ動作してくれるので問題ないということかと思います。

 AQUOS wish4のSoCは、MediaTek社のDimensity700という新しくはないモデルですが、AnTuTu ベンチマークV10では、37万ぐらいで、Qualcomm社のSnapdragon 480とSnapdragon480+の間ぐらいですかね。数多くのミドルレンジのスマホに採用されたSnapdragon 695が44万前後のものになり、Snapdragon 4 Gen 2が40万ちょっと前半までなので、個人的には、AnTuTu(V10)スコアだと、40万を目安にしているので、キャリアスマホ仕様?ともいえるポテンシャルのないRAM 4GBだと、Dimensity700は、ポテンシャルのない「限界性能」だと思えます。SIMフリー版では、RAM 8GBのスマホがあります。RAM 4GBでも普段使いの基本動作やアプリを使う分には問題ないところですが、処理能力を求められる使い方をした場合には、ポテンシャルが低いので、限界がすぐくるという話です。

 MediaTeK社のローエンド(ミドルまで?)クラスSoCの市場シェアは、トップになったというニュース記事もありましたし、大きい流れでの傾向だといえます。今回は、Dimesity700を搭載したmoto g50 5G(2021/10発売のサポート切れ?)を普段使い端末の1台に加えて、いろいろ試していきたいと思っています。moto 端末は、ピュアAndroidなので、参考になりますね。