2024年9月18日水曜日

Xperia 10 Ⅵ VS AQUOS sense8 同じSnapdragon6 Gen1なのにイメージが大きく異なる2機種

  好調?なXperia 10 Ⅵと同じSnapdragon6 Gen1 のAQUOS sense8を比較してみました。すでに多くの比較レビューがありますので、気になった点を取りあげていきます。

 ミドルクラスのスマホのトレンドなのか、本体重量が、前者が164gで、後者が159gです。特に片手操作を意識してなのかXperia 10 Ⅵ のディスプレイサイズは、約6.1インチのアスペクト比21:9になっていて、本体幅も68mmになっています。そのデザインとは裏腹に、米国防総省MIL規格16項目に準拠しているタフネススマホなのは、AQUOS sense8です。

 ミドルクラスのスマホとなると、求められるのは、基本動作の安定性と耐久性などになるかと思いますが、どちらもRAM 6GBという一般に言われている必要最低限度のスペックになっているので、少し心もとないところです。あとは用途にもより、SNS等に使えるカメラ画質を求められたり、音楽再生の音質を問われたりするところですが、ここは競合するスマホとの比較になるので、一般的に競合製品を実機で比較するということは、なかなかできないことですし、個々のデザインの好みが大きく影響するところもあって、基本性能重視なのか、多機能性や求めている品質重視なのか判断が難しいところです。Xperia 10 Ⅵのディスプレイフレッシュレートが60Hzのままというのに不満を示すレビューもありますが、実際に選ぶ時に、どれだけユーザーにデメリットになるかは、個人の判断によるところです。

 MNPのりかえで、端末割引もありますので、Xperia 10 Ⅵ の価格設定に割高感があるという声をよくありますが今後の価格変動しだいのところはあります。そこはスペックにはあらわれない付加価値を見いだすとことができるかになりそうです。

 デザインや機能にしても、あまりユーザー層は、かぶらないとは思いますが、AQUOS sense8は、そのタフネスさから質実剛健?なイメージです。Xperia 10 Ⅵ に、SONYらしさをXperiaに求めるユーザーからは、物足りなさを感じているようです。フロント?ステレオスピーカー仕様なんですけどね。どちらかというとユーザーを選ぶところがある機種ではないかと思えます。