2024年9月14日土曜日

シニア向け機種を普通のエントリークラスのスマホと比べてみると

  格安SIMユーザー向けのブログなので、シニア向けキャリヤ専用端末を取りあげるというのもあれなんですが、エントリースマホのスペックが停滞気味で、価格以外の魅力に乏しいので、性能的にはエントリークラスとほぼ同様のシニア向け機種も視野に入れてみました。

 5G通信を含めた3大キャリアに対応している京セラの「かんたんスマホ3」(Y!mobile)と「あんしんスマホ」(ドコモ)が最有力候補ですが、SoCがDimenstiy700とSnapdragon480なので、現時点で導入するには、処理性能不足は否めないです。実際に同じ端末を格安SIMを入れて運用していますが、ストレスになるので、ほとんど使ってない状態です。どちらの機種もバッテリー容量は4500mAhですので、待ち受けメインのちょい使いであれば、実用域のスペックだと思えます。

 価格対性能比をあげるまでもなく、Snapdragon695を採用したシニア向け機種「BASIO active2」が性能面では、もっとも優れています。Snapdragon695は、世代の古いもので、現行のエントリークラス並みの性能です。

 5G通信化にともない、それまでの4G止まりの低スペックSoCを採用できなくなったという事情が反映されていて、それまでの異様に割高で使い物にならない端末をシニア向け機種として、子会社でもない別会社の携帯ショップで売りさばいていたという実情があって、調べてみるとなかなかの闇営業ぶりでした。格安SIMユーザーには無縁の世界線ですけど、ネットでもスマホ解説をしているもののほとんどが、携帯ショップの延長線にある売るための口上で、スラム化が進んでいる様です。ほとんどスルーされているみたいですけど。

 すでに「スマホが売れない時代」に突入しているので、携帯ショップは淘汰されることになると思いますが、今後も売り口上しかないスマホ情報がネットなのでも氾濫すると予想されます。スマホに詳しくない層は、注意が必要です。国内で、iPhoneのシェアが高いのは、人気があるとこもありますが、単に消去法による選択であって、安心して使える機種が少ないことを物語っているわけです。

 シニア向け機種で、京セラを意識しているのも、「JAPAN MADE」の国内メーカーだからという安心材料があるからに過ぎません。