2024年9月15日日曜日

国内シェア70%のiPhoneという選択肢について

  iPhone 16 Proが9月13日予約開始、20日発売ということで激しい争奪戦が繰り広げられている様です。iPhoneの国内シェアは、70%を超えていて、今後も伸びるのかもしれません。

 すでに巷では、iPhoneを選ぶ理由が「みんな使ってるから」という状況にまでになっているかと思いますが、メディアでは、海外では逆だとか、記事を読ませたい掴みとして、海外のどことはふれずに数字ばかりあげて、iOSが人気だとか見当違いの話ばかりなので、いささか食傷気味です。投資家向けの記事なんですかね。

 iPhone人気については、Appleの効果的な戦略もあり、個人的には音声通話やWeb閲覧が主な利用内容で、安く済ませたいこともあってAndroid端末を使っていますが、市場はすでに、「みんなiPhoneを使っているから」という寡占状態なので、特にスマホをめぐった話でもなくなっているようです。これは、iPhoneが長く使えるというところも働いている気がしますが、安心して使えるというファクターに、個人情報管理への不安があり、サイバー攻撃の標的にならないためにも、iPhoneを選択肢としていることが背景にあると思います。わかりやすくいえば、プライバシーを守りたいということで、安全を買うという意識にまでなっていそうです。安全性については、実際のところは知りませんが、そんな感じで広がったiPhone人気が国内シェア70%に達し、もはや「みんなが使っているから」という段になっている。

 iPhone人気は、それはそれで特に気にならないところですが、Android端末を使っている身としては、iPhoneにおされて国内のAndroidスマホの製品構成が崩壊するのではないのか?と一抹の不安を感じるのと同時に、遂にiPhoneを使う日が来たのかなとも思えてしまいます。