2024年9月8日日曜日

エントリークラス?スマホに採用されたSoCについて。

  エントリークラスのスマホに搭載されているSoCのSnapdragonとDimenstiyのデータをみると、Snapdragonでは、L1、L2、L3とキャッシュメモリーを積んでいるのに比べて、Dimenstiyは、L2キャッシュのみの表記しかなかった。これはもしかして、まったくの別物ぐらいの違いがあるのかもという思いと、Snapdragonのキャッシュに最適化されたシステムなら、10%ぐらいは軽く処理能力の向上が見込めるのではないのかなと。スマホのAndroid OSでは無理な気もするが、設計上では、かなりのポテンシャルがあって、本来は民生用ではないのだろう。

 これでローエンドSoCのDimenstiy搭載スマホで、初動がカクつく要因がわかってきたような気がする。技術面だと特許も絡んできそうだし、そう簡単にはクリアできないところで、省電力化でもかなり遅れている印象は否めないかも。