2024年9月8日日曜日

Dimenstiy6100+のAnTuTu (V10)スコアからみたスマホの限界性能とは?

  某動画サイトで、格安スマホの紹介をしていて、エントリークラスのスマホにありがちなスクロール時に微妙にカクくのを示しながら「ほら、こんなに滑らかでしょ」とかいっていたので、SoCを調べたらDimenstiy6100+という初見のものでした。AnTuTu(V10)スコアですと、43万ぐらい。

 Dimenstiy 6100+は製造プロセスは異なりますが、OPPO A79 5Gに採用されているDimenstiy 6020と同等の様です。Dimenstiy 6020は、Dimenstiy 700 のリネーム品と言われていますが、ネットでもTDPの数値にバラつきがあったりして、誤ったのか入手した仕様データが異なるのか定かではないですが。

 Dimenstiy 700のAnTuTu(V10)スコアは、AQUOS wish4 で、37万ぐらいとするものもあるので、Dimenstiy 6100+とはスコアに差があります。

 Snapdragon 690 5Gを使っていますが、自分の用途ではそろそろ限界がきているのを感じる場面があります。AnTuTu(V10)スコアは同じSoCを積んでいても機種によって差がでてくるところなので、一概にはいえませんが、SDM 690も36万付近ですので、この辺りのスコアであるエントリークラスのスマホのAnTuTu (V10)のスコアに少しこだわりがあります。Snapdragon 480+の端末は、ディスプレイがHD+ということもあって、ほとんど使っていないのですが、AnTuTu (V10)で、41万なので体感的にも、そこまで差を感じることはないですかね。ある程度の高性能SoCですと、体感速度に差は感じられなくなりますが。40万付近で、RAM 4GB仕様ですとポテンシャルのないギリギリ(限界)性能ですかね。これ以下の限界性能スマホを売れば売るほど客離れするするという懸念はありますね。エントリークラススマホ離れかな。「限界性能」といっても、スマホに求められる必要最小限度の処理能力ということですので、たまにスマホを使うとか動画再生ぐらいにしか使わないのであれば、エントリークラスのスマホでなんとかこなせるといった感じだと思います。待ち受けできればいいとかですね。

 AnTuTu (V10)スコアで、40万を1つの基準にしようかと思っていたのですが、快適な動作を求めると、まだ甘い気はします。ミッドレンジのSnapdragon 695も新しくはないすから、45万ぐらいがエントリークラススマホの標準的なものとなる日も遠くないのかもしれません。