2020年2月25日火曜日

導入端末を1万円台におさえている筆者の事情について

 去年の2019年にAndroid端末のOSバージョンをAndroid8.0に引き上げたいのと、SoCのスペックをAnTuTuスコア7万前後のに切換えようと中古のものを中心に数台導入してみました。具体的には、SoCはSDM808とSDM810のものに落ち着きました。このあたりの古い端末ですと予算も1台1万円前後で済ませることができます。次世代の5G通信が間近に控えているということも、こうした古い機種を選んだい理由の1つになります。実際には音声通話用として使える端末もありますが、一般的には趣味的な機種選びとも言えます。
 スマホ選びで常に気にかかるのは国内メーカー仕様ともいえる防水・防じん対応とおサイフケータイだと思いますが、普段使いで必要なら迷わす国内メーカーの機種になります。格安スマホでもこれらに対応するものがありますが、最近になって搭載したもので残念ながら実績がありません。スペック的にもややゲームに振られたもので、ゲーム用のセカンド端末といったところでしょうか。しかし、これらの機種は2万円以上しますので、そう気軽に機種変もできませんから、耐久性やアフターサービスを考えると国内メーカーに軍配があがるかと思われます。
 筆者の個人的な見解ですと、普段使いの音声通話メイン端末の価格は2万台でなんとかできるといった感じです。いまでしたらSoCがSDM450を搭載している機種でしたら一般的な操作で不満をおぼえる場面は少ないと思います。スマホの製品寿命を考えると約2年ぐらいかと思いますので、ゲームをしない筆者にとって趣味で導入するとなると1万円前後のものが妥当かと思えます。数年前ですとSDM625の格安スマホでも1万円台前半の価格帯でした。旧機種のSDM808を搭載したnexus5Xでは1万円ちょっとですが、Android 8.1 止まりでサポートは切れていますので、この点を考慮すると特別割安だとも言えないかなと思います。
 安くなっていたAndroid 7.0止まりのXperia Z5 Compact を筆者は去年2台導入したのはバッテリー劣化を考えてのもので、2台あわせて1万円ちょっとでした。docomo版のものでAndroid 7.0にアップデートするとテザリングが可能になるというところでの導入でしたが、指紋認証センサーの認識がなかなかできないという意外な欠点がありました。音声通話やおサイフケータイをメインで使いたいということであれば今年いっぱいは使えるだろうと踏んでの選択です。ディスプレイが4.7インチなので普段使いにはコンパクトで取り回しがしやすいところも選んだ理由になります。それ以前に導入したXperia X Compact のバッテリー持ちが実用域ではなかったので導入したという経緯がありました。
 数年前ですとミドルレンジクラスのSDM617を採用した機種も多かったのですが、非力な割には発熱が大きいものでした。筆者は、SDM617の端末を2万円台で導入しましたが異常な発熱を起こしたので想定していた音声通話メインには使いませんでした。SDM430もスペックの割には発熱を感じるのであまり使っていません。また、SDM820も試しましたが評判通り発熱が大きく、それ以前のSDM810やSDM808のものを選びことになりました。これら数年前の機種に筆者は予算からも出しても1万円ちょっとがいいところだと思います。