2014年3月1日土曜日

映画音楽

 映画音楽というのは、映像に寄り添った音楽で、わかりやすいというところが受け入れやすい。たいていオーケストラで演奏され、個性を必要としない。こういう音楽は鑑賞するにも向いている。映画には、あまり熱心とはいえないが、そこが音楽だけを楽しめるという利点もある。
 NHK映画音楽大全集(1982)というLPを手入れた。人気映画の集計から、映画音楽全集を作ったというもので、演奏はフィルム・スタジオ・オーケストラで、指揮はジャック・ディメロ。イージー・リスニングの様になっていて雰囲気を楽しめるものだ。筆者は、「第三の男」が好きなので、これが入っていれば良い。
 本来なら、映画が好きで、そのサントラ盤を楽しむということなのだろうが、ただ音楽を楽しむ場合でも、説明しやすいところではある。