シニア向けAndroidスマホを京セラ製「かんたんスマホ3」を切っ掛けに追っていました。以前にauのシニア向けスマホ「BASIO」をサブで使っていたからということではなく、「かんたんスマホ3」の対応バンドが大手3キャリアに対応している?からで、特にシニア向け端末だから欲しいというものではありませんでした。しかし、シニア向けスマホの関連記事を読んでいると、数年前に京セラの「あんしんスマホ」をドコモが発売したりして注力していることが分かります。先頃、発売されたFCNT製の「らくらくスマートフォン」の三機種では、ワイモバイルからも発売されました。それまでシニア向け端末を供給してきた京セラの個人向け端末の開発撤退もあってのことことだとは思います。
Androidスマホのシェアは国内で30%を切るほどになっているので、これといったセールスポイントが打ち出せないAndroidスマホをシニア向け端末として、今までのシェア確保と強化を大手キャリアは考えているようです。
新発売のFCNT製「らくらくスマートフォン」をスペック的にみてると、「エントークラスのスペック性能なのに価格設定に割高感がある」という批判を覆すものではなく、いささか期待外れ感があるものでした。シニア向けスマホの特徴として物理ボタンなどの、操作のしやすさという点がどこまで掘り下げられているのかが気になりますが、特に工夫があるとも思えず、普通のAndroidスマホと変わらなくなったといえるもので、ホームボタンがあるくらいで、シニア向けスマホでなくてもいいぐらいになっています。