2020年12月21日月曜日

6インチ液晶ZenFone2 Laser ZE601KLを導入した理由とは?

 2015年発売の6インチZenFone2 Laser ZE601KLを導入した理由ですが、いくつかありまして、はじめ筆者はタブレットを探していました。低価格帯のタブレットは、エントリークラスと言われる処理能力が比較的低いもので作業効率は良くありません。しかも仕様がRAM 2GBでSoCもクアッドコアとかで明らかに価格対性能比、つまりコスパが良くありません。そんな時にZenFone2 Laser ZE601KLが割と安くなっているものが目に入ったので少し考えました。ここ数年スマホが自分で交換のできないバッテリー一体型のものになってしまいバッテリーが劣化したら機種変するといった流れになり、自分で交換が簡単にできる電池パック式を予備機として備えておくことができなくなりました。先日、電池パック式の同じASUSのZenFone2 Lase ZE500KL 5インチの端末が起動できなくなってしまったので少し残念に思ってました。ZE500KLは、SIMフリーなので何かあった時の予備機として保管していたものですが、バッテリーを完全放電のまま半年以上放置していたせいなのか起動できなくなっていました。この代わりとして安くなっていたZE601KLの導入を検討したわけです。

  ディスプレイが6インチで、RAMが3GB、SoCのSnapdragon S616は未知数でしたが、電池パック式で、その交換用バッテリーにも検品されたものがあったので予備に導入しました。タブレットとして電池パック式の予備機としてなど、いくつかのことを兼用していることに加えて価格が思った以上にしなかったことが導入動機に大きく影響しました。
 ZE601KLは、アップデートしてもAndroid6.0までなので対応アプリからみても現時点では限定的な使い方を強いられることになります。セキュリティパッチの配布もすでに終了しているので、あとはASUS頼みになりますね。
 今回、ZE6001KLを導入することになった大きな理由の一つに検品してある電池パックが偶然あったということがあります。いくら自分でバッテリー交換が手軽にできるといっても肝心の電池パックが不良品では意味がないですからね。よく見かける互換バッテリーについては中華工場から流出した検品をしていない不良品である可能性が高いと思います。PCショップに並ぶバルク品とは入手経緯が異なる別物ではないかと思えます。またバッテリーの場合、保護回路などセキュリティーがしっかりしていないと発火する可能性があります。互換をうたうバッテリーの中には、この保護回路が省かれたりしたものもあるようです。リチウムイオン蓄電池は、PSEマーク表示の義務化がPSE法で決められており、表示がない製品は販売ができませんし、対応がしっかりできる販売店でないとバッテリーを求めることはし難いと言えます。
 ZE601KLは電池パックがあって交換が比較的手軽にできると言ってもAndroid 6.0止まりですと、いつまで使えるかわからないです。しかし、電池パック式にこだわったゆえに導入してしまったのは、今までの経験からバッテリー交換をしてまで端末を使うことはないだろうという結論によるものです。それに筆者の場合は、格安スマホでもエントリークラス寄りのものばかりですし、バッテリー交換費用を考慮しても性能的にはギリギリですので新しい端末を求めた方が経済的だと言えます。
 ZE601KLの導入動機について振り返ってみましたが、一般的にはあまり得策ではないといえることを解説しておかないといけないと思いましたのでまとめてみました。なぜ、2台体制にしたかといえば、用途があったからです。また予備機としても1台だけでは弱いですし、気軽に求めることができないものなので、万全の体制を考えて予算的にも2台いけたので押さえたといったところです。