2023年3月30日木曜日

中華格安スマをいくつか導入しての雑感

  中華格安スマホを導入したのは、予備機として保管していた古いスマホがバッテリーパックの膨張で背面パネルが浮いてしまったり、SDM630端末が夏場に発熱で電源が頻繁に落ちるなどのトラブルが発生し、ゲーム用途としてもSnapdragon690端末のLibero 5Gに関心があったので導入しました。事前の下調べをせず某ゲームのガチャで落ちてしまうau版 Redmi Note 10 JEも関心があっての導入だったので、某格安SIMで3大キャリア回線を試すことにしました。

 Libero 5GとRedmi Note 10 JEは、それぞれ独自の操作性を持つAndroidベースのOSとなっています。筆者は、ピュアAndroidを使ってきましたので、多少の慣れが必要でしたが、それほど苦なるものでもなかったかなと思います。どちらの機種もディスプレイが6.5インチなので、大きさを感じるものです。

 Libero 5Gは、ほとんど某ゲームとテザリングに、Redmi Note 10 JEはテザリングを使用していました。SoCは、前者がSDM690、後者がSDM480で、その性能差からか比較するとRedmi Note 10 JEは少し遅いかなという印象です。また、Redmi Note 10 JEは、長時間のテザリング使用でネットにつながらなく不具合が発生しました。アップデートのせいなのかデータ通信ができなくなる不具合が発生するようになり、設定をみるとAPN設定が消えてしまうというもので、その後のアップデートでAPN設定が消えることはなくなりましたが、それ以前の長時間のテザリング中にネットにつながらなくなる不具合も改善されたのかは、今の所は不明です。

 Libero 5Gでは、スクショを撮るのにボリュームキー[−]と電源ボタンの同時押しがかなりしにくいなど、キーやボタンのクリック感などには、ストークが微妙に異なっていたりで価格相応なチープ感があります。ここは、価格相応と言えば、それまでなんですが。

 格安SIMの試験運用ということもあって、普段遣いとしてはどうなのかというところでは、SoCの性能から、ややLibero 5Gに分があるかなと思います。これも比較をしたらということで気づくことですから、Redmi Note 10 JEも許容範囲といえば、そうなのかもしれません。ただ、どちらもキャリア版なので、デュアルSIM仕様ではないので、用途にもよりますがお買い得感はないかもしれないですね。

 筆者は、海外製スマホのエントリーモデルをよく使っていましたが、数年前の機種と比べるとSoCの性能がかなり向上しているし、発熱もそれほどではないので使用時のストレスもかなり軽減してきたかなと思います。ミドルレンジ以上の機種を使っていたユーザーにとっては、カメラ性能とあわせて少しきつく感じられる場面も多いのではと思います。