物価高騰でスマホも例外ではなく価格据え置きでのスペックダウンによる実質値上がりの波が押し寄せています。2月28日に発売されたiPhone16eの価格も10万近いもので、Androidスマホに追い風かと思われましたが、数年前からのキャリアのシニア向けAndroidスマホ戦略がFCNT破綻や京セラの個人向けAndroidスマホ開発撤退などで、しばらく足踏み状態が続いていて新機種投入も遅れる中、エントリークラスのスマホにユーザーが流れたとも思われます。
価格据え置きでのスペックダウンは液晶ディスプレイの解像度が低くなったり、ROM64GBのままで、新SoCもGPU性能が低めのエントリークラス向けのものが主流になりつつあり、通話などの基本動作には問題ないものの用途によっては待たされたり、操作面で安定性がないなどがあげられます。