2024年10月18日金曜日

Android One S10 VS かんたんスマホ3

  Android One S10 と かんたんスマホ3 は、Y! mobile専売機種です。そしてどちらも個人向け端末の開発から撤退することを発表した京セラ製です。前者は「Android One」端末で、後者は物理ボタンを採用したシニア向けのAndroidスマホです。

 この2機種は、大手3キャリアの通信バンドに対応している(スペック上)というこなので、それぞれの情報をみていたのですが、所有しているスマホからみると購入することでのメリットが個人的には、それほどなさそうなので様子見状態です。

 この2機種は、同じスペック項目が多いので、どちらも2023年の発売ですし性能的には、ほぼ同じ気がします。 実は、京セラのビジネス向けAndroidスマホ DIGNO BX2 やDIGNO SX3(FeliCa搭載)の型落ちが中古市場にも出回っていて、割と安価に手に入る状況ではあるので、RAM 4GB+ROM 64GBというエントリークラス仕様ではあるし、ビジネス向けスマホのデザインは渋いですが京セラ製のビジネス向けAndroidスマホには魅力を感じます。

  ほぼ共通するスペックをあげておきますと、SoC:MediaTek Dimensity 700、RAM 4GB+64GB、バッテリー容量は、4380(と4500)mAhです。泡タイプのハンドソープなどで丸洗いでき、アルコール除菌シートでの拭き取りも可能。米国防省のMIL規格に準拠した耐衝撃性能をもつタフネススマホで耐久性もあります。アウトカメラは、約1600万画素です。

 仕様的には、なんの変哲もないエントリークラスのAndroidスマホです。しかし、どちらの機種もイヤホンジャックがなく、かんたんスマホ3にはコストダウンのためなのか指紋認証センサーがなく生体認証は顔認識のみなので、いまのご時世にはあってないです。これに加えて個人的な用途から、RAM 4GBは許容範囲としてもROM 64GBですと容量が少ないので、SDカードはパフォーマンス優先で使わないし、ちょっと無理かもになっています。

基本料金0円のpovo2.0 トッピング一覧をみながら検討してみました

 オンラインで申し込め事務手数料も無料のpovo2.0ですが、トッピングを購入しないと契約解除になるかもしれないので、主要なトッピング一覧をみていきます。とりあえず先に貼っておきます。期間限定のトッピングもありますので、ご注意ください。

 期間限定の「3時間データ使い放題」(すでに終了) です。3時間なら220円/回ではなくて、ユーザー数(規模)を考え回数限定を付けて、もう少し安くしてもいいような気もしますが、お試しというよりユーザーの解約防止策として有効かと思います。

 期間限定の「データ使い放題 6時間」(250円/回 11.14 9:30まで)です。すでに終了していますが、これも利用経験をしてもらうことで、解約防止策としてかなり有効なんですが、労力の割にはメリットが少ないという点はあります。バリバリのビジネスマンは、スルーする案件でもありますので、もう少し用途をしぼるなどしないと普及しないと思います。


 ahamo(30GB 2980円/月)とのギガ単価比較ですと99円 VS 82.6円(月額換算 2066.6円/月)ですが、povo2.0ですとデータ繰り越しなどはない一括制なので使い方が異なってはきます。

 ギガ単価32.78円です。90日間の利用期間制限付きですが、足りなくなったらどうすればいいんですかね?追加購入ですかね。



 ギガ単価108.16円。90日間の利用期間制限付き。繰り越し不可。


 ギガ単価86.53円。180間の利用期間制限付き150GBになります。


 povo2.0 を使いこなすにはトッピング一覧から自分の使い方にあったものを選択しないとならないので、かなり大変です。
 3時間+エンタメ放題!180円/回です。「購入完了から3時間、X(Twitter) / Instagram / Facebook / YouTube / TikTok / ABEMA ご利用時のデータが使い放題となるトッピングです。」やけに使える範囲が限定的過ぎて引けますが、180日間の回線維持コストが180円となると意外と助かります。

 データ使い放題24時間(330回/回)です。180日間トッピングを購入しないと契約解除という憂き目にあいますので、通常で最低料金のこのトッピングを使えばいいという個人記事がありましたが、実用的な使い方の1つであっても回線維持のために使うというのは現実味がない話です。24時間単位というのは何を想定しているのか、今ひとつわかりません。


 データ追加1GB(7日間、390円/回)は、回線維持には、よさそうなんですが1GBの有効期間がなぜか7日間という鬼仕様です。「副回線にピッタリ!」というとぼけたキャッチコピーが心にしみますね。

 年間換算で、42731.07円です。高料金利用者優遇との比較からは、特に安くはないですね。7日間の利用期間制限付きというのも世知辛い気分にさせてくれます。


 通話かけ放題のトッピング。1650円/月の通話かけ放題は相場的には安いのかは知りません。データ通信は、最大128kbpsなので、ほぼ携帯電話?

 
 ギガ単価73.3円です。povo2.0には繰り越し制度はないので、期限間際のやりくりが大変になる可能性はありますね。利用者への負担にはなります。

 5分以内通話かけ放題ですが、他社では30GB以上/月で無料オプションであるので、そこを考えると場合によっては割高感が出てくるところかと思われます。年間6600円になります。


  
 ギガ単価135円の利用制限付き20GB(繰り越し制なし)。

 ギガ単位247.5円。格安SIM HISモバイルの7GB 990円/月ではギガ単価141.42円で、それの約1.7倍。格安SIMでは、月額1000円前後で3GBが一般的でしたが、なかなか差別化ができずにいる状況ですし、povoには繰り越し制がない使い方になるので、「1ヶ月あたり4GB」の表現は不適切でギガ単価からみれば割高感があります。客単価から高料金優遇から低料金利用者への不遇感から解約者があとをたたない状況なので、3GBよりも4GBは多いですがお得感はない量ではありますね。


 
 こちらも回線維持向けのトッピングのようです。年2回購入で月額を換算すると、210円0.166GB/月なので、「180日間1GB生活」に挑戦したい人向きなのかもしれません。実際の話、スマホやiPhoneを普段使いしている層からみれば、こんな現実離れしたトッピングを用意する通信会社って、よほどなんだろうなとしか思えません。

 ギガ単価180円。すでに30GB/月の時代に突入しているので、10GB/月がいくら安くなっても利用者からは、あまり反応がないのではないかと思います。

 各トッピングからギガ単価を算出するてみても、特に安いとは思いません。料金もそうですが利用状況にあわせたフレキブルな料金体系にならないとユーザーのメリットは担保できないところなので、企業努力に期待したいところです。本来なら利用内容から自動で料金体系を対応させることは可能なので、ちょっと怠慢が過ぎる印象は拭えないですね。

 こちらは、povo2.0のデータ専用プランの初回限定のトッピングになります。データ追加0.3GB(360日間)【データ専用初回】330円です。回線維持費ですかね。データ追加360GB(365日間)【データ専用初回】では、ギガ単価73.33円です。

 データ専用プランのトッピング【データ専用初回】をみるとヘビーユーザー想定ぽい気もしますね。






基本料金0円のpovo2.0(au回線)とmajicaギフトにみる企業戦略とは?

  いま基本料金0円の「povo2.0」の開通手続き中です。0円といってもトッピング(追加料金)の利用が180日間ないと契約解除するかもという鬼仕様です。

 povo2.0は人気になるのかを個人的な見解からみていきます。キャリアのサブブランド展開として「新機軸」的なイメージが強いですが、povo2.0が成功するには、いくつかの下地が必要になるかと思います。
 

 majicaやponta、コンビニなどと絡めての利用者開拓的な要素が強めですが、スマホ既存ユーザーから広がるのか、新規のスマホ利用者を取り込むのかは、不明瞭なままなので、企画としてもイマイチになってます。ドンキの顧客がスマホを駆使して、お得な情報やポイントを得ることになるのかは懐疑的です。ここでも、一時的な利用者はあっても、既存のものよりお得なものがあれば流れるという消費者目線がないので、戦略が中途半端になってますね。

 povo2.0そのものも、オンライン申し込みができ事務手数料が無料ということで申し込みをしてみましたが、最大128kbpsというデータ通信速度ですと緊急速報メール用という感じの速度なので、ほぼなんにも使えません。200kbps以上ないと使えない印象。ここは意図的に利用しにくい128kbpsにしたのかも。どちらにしても競争力がこれで台無しになってます。回線維持には通話トッピングの5分以内かけ放題550円/月を購入するなどが必要で、回線維持にデータ使い放題(24時間)330円/回を年2回使えばいいという販促を嘯く個人記事がありますが、メリットのある使い方が求められているので、「回線維持コストが最低660円です」はないだろうと思います。24時間使いたい放題とか、たいていの人は睡眠をとるので、「無駄のあるトッピング」だと言えますからね。まともな思考なら、長くて3時間や6時間単位じゃないですか。それに他社の格安SIM mineo マイそく専用オプション24時間使い放題(24時間)198円/回との料金比較でも通信品質は良いのだろうけど330円はバカ高いです。こうした企業中心の企画は、ほとんどうけないので、povo2.0も実用的なトッピングを用意しないと先行き不透明感が強いです。端末については、iPhoneをメインにして展開せざるを得ないので、Androidスマホユーザーにとっては、あまり響かないのかもしれないとも思います。

 最後に本題のデータ通信速度の最大128kbps(ベストエフォート)ですが、最大200kbpsにした場合には、タダ乗り派が大多数になりかねないという懸念から派生した通信・通話トッピング内容になってますが、ここもニーズとは噛み合っているとはいえないところです。低速データ速度の使い放題は、回線が常に利用されるということで避けているのかもしれませんが、「基本料金0円」というコンセプトからは、かけ離れ有料化だけが際立っていますので、低速データ通信速度のデータ通信トッピングは、個人的には必要なのかなとも思います。それに解約防止策としても有効かと思っています。




2024年10月17日木曜日

基本料金0円のau回線 povo2.0 に申し込んでみました

 auのサブブランド?povo2.0に申し込んでみました。手続き途中で申し込みが完了したと思い違いをしてしまい半日ぐらいそのままにしてから手続きを済ませたので不安はありましたが、[本人確認]は完了したようです。

 
 このまま問題なく[SIM有効化]ができれば無事に開通となりますが、使えそうなau端末が Xperia XZ2 SOV37ぐらいしかない。povo対応機種・端末でチェックしてみると利用可能でした。
 
 まだ、どのような運用にするかは決めていないので、調子をみてから見きわめたいと思います。


Xperia XZ2 SO-03K (Snapdragon 845) に切り換えてみました

 Xperia XZ2 SO-03K は2018年8月に発売されたAndroid端末です。格安SIMを挿れて4Gデータ通信をしていました。2017年発売のHTC U11 601HT(Snapdragon 835)で、音声通話+データ通信のものを使っていましたが、Xperia XZ2 SO-03Kはワイヤレス充電に対応していますので、管理負担の軽減もかねて、しばらく運用していくことにしました。

2024年10月16日水曜日

moto g53y 5Gの「RAMブースト」(仮想メモリ)を設定しました

  moto g53y 5G はRAM 4GBですが、仮想メモリ機能である[RAMブースト]でメモリの増設ができます。


 [設定]から[システム]をひらき、次に1番下にある[パフォーマンス]をタップします。


 [パフォーマンス]にある[RAMブースト]をタップ。


 [RAMブースト]では、増設するメモリ(仮想メモリ)を[1GB][2GB][4GB]の3つから選べますので、任意のものを選びます。

 RAM 4GBという限られた容量なので、メモリ不足解消として、仮想メモリ機能があるのは助かるところですが、用途によってはパフォーマンスを損なう場合もあるらしいので注意が必要かと思います。どちらかというと仮想メモリには懐疑的には思っていますが、しばらく様子をみたいと思います。待ち受けメインの端末なので、仮想メモリの恩恵をあまり受けられる使い方ではないのですが、某ゲームタイトルをいれてもいるのでプレイして試したいですね。

 

 

Dimensity 700 VS Snapdragon 480+ (AnTuTu V10)

 この「Dimensity 700 VS Snapdragon 480+」は、もう3年ぐらい前のSoC比較になります。Dimensity 700といえば、AQUOS wish4 にも採用されています。自分は、motorola のmoto g50 5G というDimensity 700 端末があります。


  Dimensity 700 のAnTuTu V10 スコアは、機種にもよりますが、37~38万前後になっているようです。GPU は、74397です。


 Snapdragon 480 のクロックアップ版といわれている「480 Plus」(480+)ですが、39~40万前後のスコアのようです。GPU は、70664 です。国内ですと、motorola moto g53y 5GがSnapdragon 480+端末になります。こちらの機種は待ち受け用で利用中です。

 実際の使用感は、どちらの機種もRAM 4GBで、ディスプレイもHD+ なので、さほど差を感じられません。某ゲームタイトルしかプレイしてませんが、ほぼ同じ動作に見えます。

 通信環境を5G通信化しようとエントリークラスのAndroidスマホを導入したのが始まりで、あれから2年近くになりますが、新機種のSoCも機種変をするほどの処理性能の向上で大きな差は、今のところ感じられないので、あとしばらくは利用できるかなと思っています。5G通信対応のSoC処理性能は、一般的には向上したとみるべきかなと思います。それまでの5G通信非対応のSoCでは、実際に処理性能で使用にたえないものが比較的多かったと思います。5G通信に対応するならということで、機種変をしたので処理性能の向上は意外なものでしたが、あれから早2年です。